出版社内容情報
朝鮮半島で「力の真空」状態が生じ、米・中・露のパワーゲームが勃発! 日本は「善意の部外者」戦略で、存在感を示せるか?
内容説明
「地政歴史学」でシミュレートした東アジアの近未来。朝鮮半島、南シナ海で、“米中パワーゲーム”勃発!日本は「利害関係ある善意の部外者」として、勝ち組に残る戦略を。
目次
第1部 新たな「力の大真空」の時代(「力の大真空」とは何か、なぜそれが重要なのか;米中露・三大国パワーゲームの新段階;中東で最近生じた「力の大真空」 ほか)
第2部 「力の大真空」を地政歴史学的に分析する(地政歴史学とは何か;「力の大真空」の歴史的事例;二〇世紀前半に起きた「力の大真空」 ほか)
第3部 東アジアの「力の大真空」と日本の戦略(朝鮮半島の現状を検証する;シミュレーション・朝鮮半島を握る者は誰か;シミュレーション・南シナ海を握る者は誰か ほか)
エピローグ―日本と米国に「力の大真空」が生じる可能性
著者等紹介
宮家邦彦[ミヤケクニヒコ]
1953年神奈川県生まれ。78年東京大学法学部を卒業後、外務省に入省。76~77年米ミネソタ大学、台湾師範大学、79年カイロ・アメリカン大学、81年米ジョージタウン大学で語学研修。82年7月在イラク大使館二等書記官、86年5月外務大臣秘書官、91年10月在米国大使館一等書記官、98年1月中近東第一課長、同年8月日米安全保障条約課長、2000年9月在中国大使館公使、04年1月在イラク大使館公使、同年7月中東アフリカ局参事官などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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