シェール革命の正体―ロシアの天然ガスが日本を救う

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シェール革命の正体―ロシアの天然ガスが日本を救う

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569816067
  • NDC分類 575.59
  • Cコード C0034

出版社内容情報

アメリカのシェール革命によって引き起こされる、世界資源地図の書き換えの行方と、それに対する日本の取るべき戦略を説き明かす。

【著者紹介】
世界平和研究所主任研究員

内容説明

はっきり言う。アメリカべったりで安心していると、日本は戦後最大のエネルギー危機をむかえる!中長期を見据えた大戦略を、今こそ確立せよ。シェール革命がもたらす、エネルギー世界地図の新たな読み方!

目次

第1章 シェール革命に沸き、「内向き」化する米国
第2章 世界最大の石油輸入国となり、「焦る」中国
第3章 シェール革命の逆風を受け、欧州離れを模索するロシア
第4章 中東の異変、危険が増すシーレーン防衛
第5章 日本はサハリン・パイプラインで天然ガスの時代に活路を見出せ!
第6章 日本はオフショアバランサーとなって難局を乗り切れ

著者等紹介

藤和彦[フジカズヒコ]
1960年愛知県生まれ、1984年通商産業省(現・経済産業省)入省後、エネルギー政策などの分野に携わる。2003年に内閣官房に出向(エコノミック・インテリジェンス担当)、2011年に公益財団法人世界平和研究所に出向、主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごんちゃん

2
下手なスパイ小説より面白かった。シェール革命だけでなく、石油、天然ガス等々エネルギーを取り巻く近年の国際情勢が網羅されており、お勉強になりました。エネルギー争奪戦は国際紛争の歴史やね。外交、軍事情勢がしっかり解説されてるんで、この著者何者かと思ったら、元経産省のお役人さんでしたか、納得。この本、一冊読んどくと、今後、国際関係ニュースが1.5倍くらい面白く見れるんじゃないかな。面白がってる場合じゃないか。国の命運を左右するエネルギー政策でも、なんだか日本って、ガラパゴってる気がするし・・・。 2015/01/18

0
シェールガスが世界中の産油国と消費国にもたらす影響を包括的に捉えていて、面白かった。先日読んだ本にあったようなマイクロ・ビューでのバラ色ストーリーばかりではなく、マクロ的見地から見て日本にとって難しい局面になるという印象。LNGの輸送にかかるコストのハンディ、米国の内政重視化、台頭する中国などなど。ロシアからのパイプラインがもたらす戦略的利益は理解できるけれど、それに比重を大きく移すのもちょっと怖い気がする。多難な時代は続きそうです。2014/05/11

Soyong

0
読むのに骨が折れたがとても面白かった。もうちょい内容をわかりやすい構成できるんじゃないかと少し思った。この本で地政学に興味。資源の獲得が政治と如何に密接かかわっているかと。その中における日本の立場や役割などを読みながら、日本人の退化を実感。しかし、これから日本の復活。2014/02/08

Great Eagle

0
最近読んだ本の中では最優良本でした。著者は、元通産省のお役人だったせいかエネルギーや国際政治に精通しており、アメリカの内情、中国やロシアの状況も的確に理解したうえで、さて日本はいかにあるべきかという視座を提供してくれていますので、読んで損はない本です。2014/01/09

Miki Shimizu

0
なんか、原発について国民投票するって感じの映画の参考文献リストにあったから買ってみた。ロシアからパイプライン引いて、天然ガスを輸入したらええねんって話。なんか、国際的なパワーバランスというか、難しい話で、まったく読み進まれへんかった。2021/07/31

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