出版社内容情報
おなべのみるくぱんぼうやは、小さくたって夢がいっぱい! もっと広い世界が知りたくて、長い長い冒険の旅へでかけました。
5歳から
内容説明
ぼくはちいさなみるくぱん。ちいさくたってゆめはいっぱい。ひろいせかいがしりたくて、ぼうけんのたびにでかけたんだ。
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれる。文化学院文学部卒業。「くまの子ウーフ」(ポプラ社)、「ふらいぱんじいさん」(あかね書房)など、世代をこえて愛される、すぐれた童話を書き続けている。エッセイに、これまでの人生や作品について語った「おばあさんになるなんて」(晶文社)がある。童話選集『神沢利子コレクション・全5巻』(あかね書房)で、路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、児童文学における業績に対してモービル児童文化賞受賞
田畑精一[タバタセイイチ]
1931年、大阪市に生まれる。人形劇団プーク・劇団人形座で人形劇に携わったのちに、子どもの本に絵を描きはじめる。明るく生き生きとした画風は、いつの時代も子どもたちにたいへん親しまれている。作品に「ゆうちゃんのゆうは?」「おしいれのぼうけん」(以上、童心社)、「さっちゃんのまほうのて」「ピカピカ」(以上、偕成社)、「太陽の子」(理論社)、「モグラ原っぱのなかまたち」(以上、あかね書房)、など多数ある
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感想・レビュー
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ちえ
38
『ふらいぱんじいさん』、『はらぺこおなべ』とこの本、神沢利子さんのお鍋三部作(^^)?子どもたちの声に自分も世界に出て行きたいと思ったみるくぱんぼうや。皆に笑われてもたった一人(鍋?)励ましてくれた言葉で旅立つ。地上も海もたくさんの冒険。そうか、今は宇宙を旅してるんだね☆彡田畑精一さんの絵と色使いがとても良いなぁ(*^^*)2023/03/04
mntmt
12
子どもの頃、大好きだった本。図書館で再会しました。懐かしい。2015/08/27
マツユキ
11
病院の待合室で読みました。子供の話を聞き、自分も大きくなったら、冒険するというみるくぱんぼうや。仲間に笑われますが、しちゅーなべおばさんに励まされ、旅に出ます。色んな動物が登場し、楽しい。みるくぱんぼうやの笑いが心地よい。それでいて、ロマンを感じました。思いがけない所で良い作品に出会えた(^^)2019/07/31
こかげ
10
みるくぱんぼうやはちいさいけれど、勇気のある男の子。ある日シチュー鍋おばさんに励まされ、大冒険の旅にでる。 狐からうさぎを助けた拍子に空に飛ばされて、野を越え山を越え。海にたどり着いて、勇敢にもひなを狙うカモメから守ろうとするが、逆に捕まって海に落とされてしまう。 わかめの林から助け出してくれたのはラッコの子供。空から落ちてきたと言うと、ラッコの子供達は夜にぼうやにそっくりなお鍋の星座を見せてくれる。 ぼうやは世界の果てをめざし、北の果てにたどり着く。流氷の海を滑り、クジラと遊び、あとは読んでのお楽しみ。2023/03/17
花林糖
9
(図書館本)ミルクパンが旅に出て冒険する物語。ラッコとの出会いの所が良かった。2015/08/30
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