出版社内容情報
廃止寸前のコンビ二で働くヒロイン。マニュアルを徹底しても成果が出ない。そこに現れたアルバイトのおばちゃんが巻き起こす奇跡とは?
【著者紹介】
「プチ紳士・プチ淑女を探せ」運動代表、コラムニスト、経営コンサルタント
内容説明
ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた67歳の女性アルバイト。おせっかいな“コンビニの女神様”の存在で、売れないお店が変わり始める。実話をベースとした日本初の「おせっかい小説」誕生。
著者等紹介
志賀内泰弘[シガナイヤスヒロ]
24年間金融機関に勤務後独立し、コラムニスト、俳人、飲食店プロデューサー、経営コンサルタント、ボランティア活動など幅広く活躍中。講演や研修講師としても引っ張りだこで、学校やサービス業を中心に人材育成の分野での信頼も高い。「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
142
旧友からのオススメ本。実話がベースになっていて、小説でもありビジネス書でもある。倒産寸前のコンビニの副店長で主人公の大沢ユカリは、なかなかマニュアル通りに動いてくれない67歳の女性アルバイトの「オバチャン」を解雇しようとするものの、オバチャンの存在で売れなかったお店に徐々に人が集まり始める。接客業に携わっている人だけでなく、働く全ての人が元気になれる胸アツで心洗われるお話で、思わずホロリ。お節介と親切って紙一重だけど、やらずに後悔するよりやって後悔。私も誰かの気持ちを温かくできる人でありたいなと思った。2021/07/11
パフちゃん@かのん変更
71
潰れかかったコンビニを立て直した伝説のおばちゃんの物語。半分は実話ベースだそうです。ハートウォーミングなストーリー。面白くてためになります。この本のテーマは「思いやり」。終わりに、①頼まれる前に「気づく」ことで人の心に響く。から⑱成功する人と失敗する人の違いは続けられるかどうかである。まで、18のまとめと解説が載っています。いいお話でした。他の本も読んでみよう。 2016/09/30
yamaneko*
53
売上低迷のコンビニを復活に導くオバちゃんの接客が光ってる。相手をよく観察してスッと応える術は、すべてのサービス業に通じるもの。人づきあいにしても、歳を重ねるにつれて、こんな風に相手の懐に入って、支えることができるようになれたらいいなぁ。2014/06/10
うりぼう
35
喜多川先生の「手紙屋」を思わせる。さすが「give & give」の志賀内さんの本。親切を求められる前にし続けることが、おせっかいとの境目を体得する唯一の方法。リッツカールトンもコンビニもサービス業であることは、同じ。常に何をすれば喜んで貰えるのかを考える。それは、自分がお客のときに何をしてもらったら嬉しいかと同じ。最後に小説内のキーワードがまとめられており、いかにもビジネス本ですと主張する。扱う商品が問題なのではなく、商品を扱う人の心がどこにあるかで決まる。トップセールスマンは全て同じことを言う。感謝。2012/06/10
こうせいパパ
32
たいへんな良書。物語としても面白く、また「人の役に立ちたい」「人を喜ばせたい」という自分の信念に一致する考えが多く、心にスッと入ってきた。➡︎頼まれてから動くのは当たり前、頼まれる前に気付くことで人の心に響く。マニュアルは上限(天井)ではなく最低限(床)のもの。人の気持ちが分かればすべてが上手くいく、なぜなら世の中のほとんどの悩みは人間関係によるものだから。与えれば必ず還ってくる、見返りを期待せず与え続けることが大切。2016/09/20
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