出版社内容情報
3.11で被災した福島県郡山市の工務店社長が語る「軽微だった被害の詳細」「手刻みの強さ」「オール電化の弱み」「今後の課題」。
【著者紹介】
四季工房代表取締役
内容説明
いまだから語れる真実。大地震、津波、原発、液状化…被災した2002棟を徹底検証してわかった「実態」「教訓」「課題」とは?これからの家づくりに欠かせないポイントをあますところなく伝える。
目次
第1章 福島県郡山発、地域工務店の大震災記(震災の第一報はタイで知った;本社も支店も甚大な被害を受ける;お客さまの被害把握は困難をきわめる ほか)
第2章 私たちがつくってきた家は震災に強かったか(四割がまったく無傷だった四気工房の家;地震による被害は全壊も半壊もなかった;震災後にお客さまから届いた生の声 ほか)
第3章 ポスト大震災時代の暮らし方(「ポスト大震災時代」は「ポスト原発時代」;天災大国ニッポンの生き方;企業が「国策」と違う考えを持つとき ほか)
著者等紹介
野崎進[ノザキススム]
株式会社四季工房代表取締役。1951年、福島県生まれ。農業高校卒業後、農業に従事。23歳でレストランを経営。30歳で住宅業界へ進出。建築家・吉田桂二氏と出会ったことで、日本の伝統工法のすばらしさに感銘を受け、独自の「エアパス工法」と日本の木を活かした、100%国産材使用の環境共生型の住宅に特化。近年では注文住宅で培った技術力をもとに、自然素材のリフォーム「木ごころ」、戸建賃貸住宅、店舗建築なども手がけ、木造総合ゼネコンとして経営を多角化している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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