目次
1 会計ってなんだ?(会計って誰のため?;会計ソフトじゃダメなの?)
2 本当の会計(本当の会計はお小遣い帳にあり;お金の出所はどこ? ほか)
3 で、何をすればよいの?(日々すべきこと;領収書にまつわるウソ・ホント ほか)
4 誰か助けて!(自分でやる?人に任せる?;会計の専門家とのお付き合い方法 ほか)
5 1年を終えて(いざ、決算/申告;戦い終わって、日が暮れて)
著者等紹介
岡本浩一郎[オカモトコウイチロウ]
弥生株式会社代表取締役社長。1991年、東京大学工学部卒業、株式会社野村総合研究所入社。システムエンジニアとして主に証券系システムの開発およびマーケティングに従事。1997年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)経営大学院修了。1998年、株式会社ボストンコンサルティンググループに入社し、コンサルタントとして証券取引所のIT戦略構築、ハイテク企業のマーケティング戦略策定、ネット証券会社の事業立ち上げなどを支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
会計というのは会社を経営していく上で非情に重要な要素である.だからこそ,経営者はその考え方を身につける必要がある.税務だけであれば,極論を言えば税理士にまるなげすることもできなくない.しかし,そんなことをしては,せっかくの貴重な情報を無駄にしてしまうことになる.2012/07/10
p-nix
2
会計ソフト『弥生会計』社長による著書。それなのに会計ソフトに頼りすぎるな、という論調が面白い。しっかりと本質を見つめなさい、ということですね。2012/04/25
02235
1
「会計ソフトだけではダメ!」という謳い文句に、会計ソフトの入力はできるけど、会計の基本が身についていない経理担当者をイメージしたけど、実際の読者層は、個人事業主や中小企業経営者。ストーリーがあって、学生が読むのにもいいかも?自分には、正直物足りなかった。「P/LやB/Sよりもまず資金繰り」「CF計算書は他人のため」「取引は日々入力してリアルタイムに状況を把握」「会計ソフトは転記がないから簡単」「自社で入力して税理士にデータを渡すべき」といった内容。複式簿記の左右がピッタリ合うと快感というのは同感。2012/09/13
ななころび
0
弥生会計の社長が書いた本。とてもわかりやすかった。決算書も読めない経理初心者レベルでも充分理解できた。何が大切で、どうすべきか、税理士の選び方など参考になる。2014/09/14