出版社内容情報
東大生が入学して最初に身につける、社会を生きるための歴史学的思考法。「大学で学ぶ最初で最後の歴史学」を念頭に、じっさいに東大駒場で1・2年生向けに行われている全12回オムニバス講義。他大学の1・2年生はもちろん、歴史好きの高校生やビジネスパーソンも必読の、教養としての歴史学。
内容説明
東大生が教養として身につける、社会を生きるための歴史学的思考法。将来歴史学以外のさまざまな道に進むであろう1・2年生に向けて、実際に行われている「大学で学ぶ、最初で最後の歴史学」オムニバス講義。歴史学そのものというより、「歴史学的なものの見方・考え方」を身につけてもらうための全12回。他大学の学生はもちろんのこと、歴史好きの方、ちょっと背伸びをしたい高校生、そして現代を生きるビジネスパーソンにもおすすめの、教養としての歴史学。
目次
第1部 過去から/過去を思考する(歴史に法則性はあるのか―歴史と変化の理論;過去の痕跡をどうとらえるのか―歴史学と史料;時間をどう把握するのか―暦と歴史叙述)
第2部 地域から思考する(人びとの「まとまり」をとらえなおす―歴史の中の国家と地域;現代社会の成り立ちを考える―グローバリゼーションの歴史的展開;植民地主義と向き合う―過ぎ去らない帝国の遺産)
第3部 社会・文化から思考する(世界像を再考する―イスラームの歴史叙述と伝統的世界像;内なる他者の理解に向けて―儀礼と表象、感性の歴史学;当たり前を問う、普通の人びとを描く―日常史と民俗学)
第4部 現在から/現在を思考する(「近代」の知を問いなおす―歴史学・歴史叙述をめぐる問い;アナクロニズムはどこまで否定できるのか―歴史を考えるコトバ;「私たちの歴史」を超えて―ともに生きる社会のために)
感想・レビュー
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