東大連続講義 歴史学の思考法

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

東大連続講義 歴史学の思考法

  • ウェブストアに10冊在庫がございます。(2025年05月14日 06時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000614061
  • NDC分類 201
  • Cコード C0020

出版社内容情報

東大生が入学して最初に身につける、社会を生きるための歴史学的思考法。「大学で学ぶ最初で最後の歴史学」を念頭に、じっさいに東大駒場で1・2年生向けに行われている全12回オムニバス講義。他大学の1・2年生はもちろん、歴史好きの高校生やビジネスパーソンも必読の、教養としての歴史学。

内容説明

東大生が教養として身につける、社会を生きるための歴史学的思考法。将来歴史学以外のさまざまな道に進むであろう1・2年生に向けて、実際に行われている「大学で学ぶ、最初で最後の歴史学」オムニバス講義。歴史学そのものというより、「歴史学的なものの見方・考え方」を身につけてもらうための全12回。他大学の学生はもちろんのこと、歴史好きの方、ちょっと背伸びをしたい高校生、そして現代を生きるビジネスパーソンにもおすすめの、教養としての歴史学。

目次

第1部 過去から/過去を思考する(歴史に法則性はあるのか―歴史と変化の理論;過去の痕跡をどうとらえるのか―歴史学と史料;時間をどう把握するのか―暦と歴史叙述)
第2部 地域から思考する(人びとの「まとまり」をとらえなおす―歴史の中の国家と地域;現代社会の成り立ちを考える―グローバリゼーションの歴史的展開;植民地主義と向き合う―過ぎ去らない帝国の遺産)
第3部 社会・文化から思考する(世界像を再考する―イスラームの歴史叙述と伝統的世界像;内なる他者の理解に向けて―儀礼と表象、感性の歴史学;当たり前を問う、普通の人びとを描く―日常史と民俗学)
第4部 現在から/現在を思考する(「近代」の知を問いなおす―歴史学・歴史叙述をめぐる問い;アナクロニズムはどこまで否定できるのか―歴史を考えるコトバ;「私たちの歴史」を超えて―ともに生きる社会のために)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
歴史学というとあまり興味がわかないのですが(歴史自体は好きですが)お気に入りさんの感想を見て読んでみました。東大の12人の先生方がそれぞれの分野での小論を掲載しておられます。いままでにはあまりない歴史学の書物であり、最初の「歴史に法則性はあるのか」「当たり前を問う、普通の人々を描く」が私にとっては参考となりました。いい本だと思いました。2021/05/04

あきあかね

20
 冒頭、謎解きはできるけれど殺人を止めることはできない無力な探偵が歴史学の比喩として挙げられる。しかし、歴史学的なものの見方·考え方、物事を長期的な視野で見る姿勢を身につけることで、一時的な衝動や短期的な利益に惑わされずに、時代が変わり、様々な新たな問題が生じても適確に対応することができる。 また、今目の前にある社会を唯一無二のものとして捉えずに相対化する視点も身につけられる。本書で触れられる日常史や民俗学も、昔からそうだったという習慣や伝統の自明性、当たり前を疑うことを主眼とする。⇒2022/02/05

さとうしん

13
東大の一般教養の歴史学のテキストということだが、歴史学の専門科目の史学概論のテキストとしても通用するものになっている。歴史の法則性、史料の種類と扱い、植民地主義、歴史用語のアナクロニズムの問題、近隣諸国との史実評価の不一致の問題等々、文字通り「歴史学の思考法」のエッセンスをまとめたものとなっている。2020/06/05

かんがく

12
歴史を学ぶ際に必要な様々な視点を提供してくれる良書。ポストモダン以降の歴史・国家・民族などの捉え方、社会学・人類学・民俗学などの学際的な研究手法について体系的に知ることが出来、参考文献も豊富にあったので今後の学習の指針となった。アナクロニズムについての研究は新鮮だった。2021/03/06

筑紫の國造

7
これは良書。東京大学教養学部の歴史学講座で使われるテキストとして編まれた本書は、歴史学の「考え方」を噛み砕いて伝える。合わせて12講座の中では「史実」ではなく、「歴史学の考え方」、すなわち史料とは何か、史実をどう認識するか、これまで歴史はどう考えられてきたか、etcと、教養としての歴史学がハイレベルかつ分かりやすく紹介される。「はじめに」で触れられているように、必ずしも史学専攻の学生だけではなく、社会人あるいは高校生、また他分野の学生にも大いに参考になるだろう。横書きなのが唯一の難点。2022/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15558876
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品