講談社文庫<br> ひとは情熱がなければ生きていけない―勇気凛凛ルリの色

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講談社文庫
ひとは情熱がなければ生きていけない―勇気凛凛ルリの色

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062756914
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

創造の情熱、生活美学の情熱、遊びの情熱……。読者を感動の涙で包み、腹をかかえて笑わせる作家は、何を指針に生きてきたのか。遊びも、仕事も、生活も。
「わが半生に悔いなし」のための浅田式エッセイ

いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ〈勇気凛凛ルリの色〉シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。

ひとは何に生きがいを見つけるのか〈天職への情熱〉 私の小説家への道
ひとはどう自分流をつくるのか〈創造の情熱〉 私の創作作法
後輩諸君! 〈私の人生観〉
ひとは育ちから何を学ぶか〈生活美学の情熱〉 私の江戸ッ子気質
ひとはどんな“自分”でいたいか〈こだわりの情熱〉 私の自己評価法
男の本領について 〈私の自衛隊経験〉
ひとはどこで日常からリセットするのか〈遊びの情熱〉 私の道楽の極意
あとがき
初出一覧


浅田 次郎[アサダ ジロウ]
著・文・その他

内容説明

いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ“勇気凛凛ルリの色”シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。

目次

ひとは何に生きがいを見つけるのか(天職への情熱)―私の小説家への道(学而;寂寞の庭にて―三島由紀夫の戦場)
ひとはどう自分流をつくるのか(創造の情熱)―私の創作作法(初めに言ありき;薩摩守忠度 ほか)
ひとは育ちから何を学ぶか(生活美学の情熱)―私の江戸ッ子気質(銀幕の父母;金と時間 ほか)
ひとはどんな“自分”でいたいか(こだわりの情熱)―私の自己評価法(大鏡;男がキレた女の言葉 ほか)
ひとはどこで日常からリセットするのか(遊びの情熱)―私の道楽の極意(道楽と契らば悦しく契れ;破滅と再生 ほか)

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞、司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花

39
浅田次郎さんのエッセイ。三島由紀夫さんに大きな影響を受けたんですね。自衛隊に入り、そして小説家になったんですね。「禍福は糾える縄のごとし」合言葉です。最近、仕事面で大変なことが多いですが、ポジティブシンキングで頑張ろうと思いました。2020/08/02

KAZOO

29
「勇気凛々」の5作目ということですが、発表されたメディアが異なるようです。4作目までは週刊現代で、かなり時事的な感じがしていたのと少し短めでしたが今回のはもう少しじっくりと読ませる感じになっています。小説家を志すまでの話や創作作法ということでのノウハウの紹介や自伝的なものなどで楽しむことができました。2014/09/27

rokubrain

19
再読。 初読は15年前。 話が面白いし、うまいし、勉強になる。 勉強になるというのは、ものの見方、考え方にインスパイアされるという意味。 浅田さんが得た人生訓→行動学入門のような内容だ。 江戸っ子の進化系?気質をみる印象。2023/05/23

Our Homeisland

16
出版された本のほとんどを読んでいる作家なので、初読みではなく再読だったかもしれません。「勇気凛凛ルリの色」シリーズ。浅田氏のエッセイもかなり読んできているので、自衛隊の話もギャンブルの話も目新しいものではありませんでしたが、楽しく読み終わることができました。直木賞を取った頃から比べると雑な感じがする小説も目に付くようになってきていると思うので、頑張って面白い小説を書き続けて欲しいです。2019/04/23

マッピー

16
シリーズ名こそついているけれど、これは厳密には〈勇気凛凛ルリの色〉ではない。週刊誌に連載していたシリーズとは違って初出誌は様々。結構破天荒な人生を送ってきた著者が、こと小説を書くことについては実にストイックなのである。中学生のころに小説家になると決めて以来ずっと。大作家と呼ばれるようになった現在も、書くことへの情熱は衰えない。うらやましいなあ。書く才能に恵まれたこともうらやましいけれど、書き続けられる情熱もうらやましい。そんな作家が書いた作品を喜んで読み続ける情熱だけは、私にも与えられているようだ。2018/11/14

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