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出版社内容情報
幼なじみとの約束を果たすため、エリート高校に入学した少年だが、そこは異常なほど徹底的にディベート教育を取り入れた実験校だった!
【著者紹介】
小説家
内容説明
お金持ちになって、ななちゃんと結婚する!大好きだった幼なじみとの約束を果たすため、一ノ瀬春人は、ディベート教育を授業に取り入れた国策校、「国立争論高校」を受験した。争論高校は、もしも優秀な成績で卒業できれば将来は総理大臣になるのも夢ではないという、超エリート校なのだ。しかし、運良く補欠合格することができた春人が教室の扉を開けると、目の前に広がっていたのは腐りかけの床。そして、そこに整然と並べられていたのは机ではなく、ダンボール箱だった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でーたべーす
5
表紙買い。ディベートの内容がパロディより過ぎて理解に苦しむ上、主人公の鈍感さやバカテスそのまんまの世界観、またネットでよくあるネタの乱発などあんまり印象良くない。特に作品のテーマであるディベートにあまり魅力を感じられなかった。2013/07/25
KUWAGATA
4
世にも珍しいディベートものラノベ(前作はあるけれど)。クラスごとにディベートで対戦し、勝敗によって教室が入れ替わるというシステムは面白い。これがバカテスのパクリでさえなければ(笑)! 前作に比べ、ディベートロイドなど、少しだけ超科学要素が加味され、その分ゆるい感じに仕上がりました。個人的には、ディベートを脇に置いた、直球の青春ものだった「かのいい」の方が好みです。ただ、こちらも今後の展開次第ではもっと良くなるかもと思うので、是非続いてもらいたい。それにしても初論ミクは可愛かった(笑)2013/07/17
天涯
4
前作の「彼女を言い負かすのは多分無理」にバカテス要素が組み込まれたような作品。ディベート部分は相変わらず面白いのだが、ワンピースは全く知らなかったのでネタを差し込まれて困惑した。パロネタはメジャーなものになってしまうだろうから、知らなかったこちらの責任か。前作は終盤ラブコメ要素が増量して作品の主旨とズレがあった気がしたが、今回は最初からラブコメ多め。次が出るかは売り上げ次第らしいのだが、出たら買う。2013/07/08
ひざこぞう
4
実在の人気作をこきおろすのは結構だが、核となるディベートの内容が疎かになっている。ラノベだから完璧なディベートは求めないが『常識ではありえない考えがまかり通ってしまう瞬間がディベートの醍醐味』と教えてくれたのはうれま先生。なのに今作は主人公がバカなので常識的なことしか言わないし、そこに至るまでの過程ももどかしい。バカ視点の一人称はきつい。 ディベートするラノベなのに主人公がバカではどうしようもない。早く前作の続きを書いて下さい。 あと発売日なのに棚にささってた。営業頑張って下さい2013/07/07
柏葉
3
色んな有名どころから設定をとり、うえま風ディベートをメインディッシュとしたもの。バカテス、ワンピース、初音ミクとパロディとも言えない、丸分かりのオマージュが品のない感じ。よそからいいところを寄せ集めており、筆者も分かっていてやっている模様。ラストは熱く感じたが、もっとまっとうにディベートラノベを書いてくれませんでしょうか。2013/07/29