内容説明
心を広く大きくするために。人間関係にタフになるために。自らの品格と矜持を養い高めるために。周りの人に目標とされる人間になるために。日本人の傍らにはいつの時代にも、この書があった。不朽の名著をわかりやすく現代語訳。
目次
学而篇
為政篇
八〓(いつ)篇
里仁篇
公冶長篇
雍也篇
述而篇
泰伯篇
小罕篇
郷党篇
先進篇
顔淵篇
子路篇
憲問篇
衛霊公篇
季氏篇
陽貨篇
微子篇
子張篇
堯日篇
著者等紹介
岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehermes
1
古代のリアリスト。現代に通用するところと古いところが混在しています。2010/08/24
ビイーン
0
、論語はやっぱり間違いが無いと思う。また、しばらく経ったら再読しよう。2014/11/16
リリフ
0
古典として有名な孔子の論語20編を現代語訳、解説したもの。原漢文は載っていない。人間としてのあるべき姿が書かれている。孔子達の言動が記されているが、現代の社会生活にも通じるものがとてもある。解説については筆者の経済学や経験と結び付けられた話も多い。読む年代によってもその時々で感じることが変わりそうだなと感じたので、これからも何度も読み返したい一冊。2013/02/16
tekesuta
0
棒給のことを考えずに長年学問を続ける人を役に立たない学問を長年続ける傲慢さだと著者は評したが、私は役立つという功利心すら超越した人の姿を孔子は讃えたのだと思うのだが。 2011/03/23
サボテン1113
0
「仁義」。自分の解釈では、やさしさを持ち、お天道様に胸張って正しく生きること。 このご時世で、皮肉にも一番堅気でない人達が、「仁義」を使っているのって不思議だなと感じました。 昔はきちんと生きていたのかな。2024/04/23