平和への夢―自爆攻撃にまきこまれた少女の日記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 87p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569685984
  • NDC分類 K319
  • Cコード C8098

出版社内容情報

自爆攻撃で逝った少女の残した平和の夢とは…。

15歳の誕生日にアラブ人の自爆攻撃に巻き込まれて亡くなった少女・バット・ヘン。彼女の平和を願う詩は世界中に伝えられた。

1996年3月、イスラエルの少女バット・ヘン シャハクは十五歳の誕生日に自爆攻撃により亡くなりました。深い悲しみのなか、お母さんは彼女の部屋で日記をみつけました。一頁一頁読み進むうちに、お母さんは彼女が強く求めていたのが「平和」であると確信するようになりました。お母さんがイスラエルで発刊した本は評判になり、やがてアラビア語にも訳され双方をつなぐ絆となっています。

▼朝日新聞「天声人語」でも紹介されたバット・ヘンの詩をはじめ、その後の彼女の家族への取材を行ない、平和の尊さを浮き彫りにした本です。

▼「平和への夢」(抜粋)人にはそれぞれ夢がある。/ある人は大金持ちになること、/またある人は作家になること。/わたしにも夢がある―この世が平和になること。(中略)もしかしたら、私は幼稚で世間のことなど何も知らない少女かもしれない。でも、私は、祈りたい。平和と安全を。そうすることは、いきすぎなの?

目次

詩「平和への夢」
イスラエル紀行「平和への夢」を感じる旅(前編)
詩「エルサレムのアラブ人たち」
詩「戦争と平和」
詩「ユダヤ人とアラブ人」
イスラエル紀行「平和への夢」を感じる旅(後編)
バット・ヘン シャハク作品集
イスラエル・パレスチナ関連年表&中東とイスラエルの地図

最近チェックした商品