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出版社内容情報
自爆攻撃で逝った少女の残した平和の夢とは…。
15歳の誕生日にアラブ人の自爆攻撃に巻き込まれて亡くなった少女・バット・ヘン。彼女の平和を願う詩は世界中に伝えられた。
1996年3月、イスラエルの少女バット・ヘン シャハクは十五歳の誕生日に自爆攻撃により亡くなりました。深い悲しみのなか、お母さんは彼女の部屋で日記をみつけました。一頁一頁読み進むうちに、お母さんは彼女が強く求めていたのが「平和」であると確信するようになりました。お母さんがイスラエルで発刊した本は評判になり、やがてアラビア語にも訳され双方をつなぐ絆となっています。
▼朝日新聞「天声人語」でも紹介されたバット・ヘンの詩をはじめ、その後の彼女の家族への取材を行ない、平和の尊さを浮き彫りにした本です。
▼「平和への夢」(抜粋)人にはそれぞれ夢がある。/ある人は大金持ちになること、/またある人は作家になること。/わたしにも夢がある―この世が平和になること。(中略)もしかしたら、私は幼稚で世間のことなど何も知らない少女かもしれない。でも、私は、祈りたい。平和と安全を。そうすることは、いきすぎなの?
目次
詩「平和への夢」
イスラエル紀行「平和への夢」を感じる旅(前編)
詩「エルサレムのアラブ人たち」
詩「戦争と平和」
詩「ユダヤ人とアラブ人」
イスラエル紀行「平和への夢」を感じる旅(後編)
バット・ヘン シャハク作品集
イスラエル・パレスチナ関連年表&中東とイスラエルの地図
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