出版社内容情報
でんきおばけをめぐる愉快なファンタジー!
電気のない世界って、どんな世界なんでしょう。このお話ではかわいいおばけたちが電気を作っています。でも、もう限界がやってきました。
電気のない暮らしって、どんな世界なんでしょう。このお話の中では、かわいいおばけたちが自転車をこいで、電気をつくっています。でも、近頃人間が電気をつかいすぎるので、限界がやってきました。
▼そのころしゅうくんは夜遅くまでテレビゲームに夢中。そこへ突然の停電。町じゅう大パニックです。しゅうくんは、暗闇の中に見慣れない扉をみつけ、入り込むとそこは、でんきおばけの電気製造工場でした。『あんまり人間が電気をつかうからきょうはもう疲れて休んでいるんだ』でんきおばけたちがいうのを聞いて、しゅうくんはでんきおばけと踊ったり歌ったりして気分を変え、おまけに電気づくりのお手伝いもすることになります。
▼自転車をこいで汗を流し手伝うしゅうくんは、電気の大切さが身にしみてわかりました。
▼ナンセンスなストーリー展開の中で環境資源に目をむける愉快なお話。楽しいイラストが笑いを誘います。
内容説明
しゅうくんが、よるおそくまでおきていたら、とつぜんあたりがまっくらになっちゃった。そんなとき、かわいいでんきおばけたちにあったんだ。小学1~3年生向き。
著者等紹介
中村翔子[ナカムラショウコ]
大阪府に生まれる。絵本出版社勤務を経てフリーランスに。大阪府在住
あきやまただし[アキヤマタダシ]
東京都に生まれる。東京芸術大学デザイン科を卒業。『ふしぎなカーニバル』(講談社)で第14回講談社絵本新人賞を、『はやくねてよ』(岩崎書店)で95年日本絵本大賞を受賞。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。