内容説明
ハナ、ザカリー、サラ・エミリーの三人きょうだいは、春休みに、ふたたび孤島をおとずれた。かけがえのない友、三つ頭の竜ファフニエルに会うために。竜は、あいかわらず“ドレイクの丘”の洞窟にいた。しかし浜辺には、怪しいヨットと人影―。マヒタベルおばさんの許可なしには、だれも、孤島には上陸できないはずなのに。危険を感じた三人は、竜に警戒を呼びかけるのだが…。
著者等紹介
ラップ,レベッカ[ラップ,レベッカ][Rupp,Rebecca]
アメリカの作家。主に児童向けの物語や科学読み物を発表するかたわら、息子3人を在宅学習で育てた経験をもとにして、この分野の教育書も手がける。また細胞生物学の博士号を取得し、『悩みそゼミナール』(原書房)などの著作を発表するなど、雑誌、テレビも含めて幅広い活動をしている
鏡哲生[カガミテツオ]
1965年、東京生まれ。小学校時代をアメリカのオハイオ州で過ごし、帰国して上智大学文学部卒業。放送局勤務を経て通訳や翻訳の仕事にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花林糖
17
<オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Fantasy読書会>今作はドラゴンの存在を探る怪しい人物が登場するお話で、前作同様とても良かった。ファフニエルが話す過去話も◎。マヒタベルあばさんとファフニエルの再会話を是非読んでみたい。2019/10/24
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
7
竜たちが語る話を聞いていると辺りの情景が薄れていき、物語の世界の中に入っていくという設定が面白い。この本が2巻目だということを知らずに読んでしまったので、1巻目も読んでみたい。★★★2008/09/30
みよちゃん
2
危機とは無人島に許可なく来た男たち。兄弟たちはドラゴンの話を聞きながら、乗り越えていく。前作同様、ドラゴンの話しが面白く、楽しめた。2019/11/04
saori
1
まえのいっかんでは、ファフニエルとしりあって、はなしをしてもらっておわりだったけど、こんかいは、危機というとおり、Fのそんざいをしったひとにねらわれて、ききにおちいった。2012/04/28
863
0
また、会えるといいな2014/09/06