図説世界の「最悪」クルマ大全―名車の数だけ迷車がある （新装版）

チータム，クレイグ【著】/川上 完【監訳】/新井 崇嗣【訳】/内田 俊一【編集協力】

原書房（2023/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 320p／高さ 21cm
• 商品コード 9784562073436
• NDC分類 537.92
• Cコード C0076

出版社内容情報

歴史をいろどる数々の名車とともに、「駄車」もまた生まれてくる。「個性的すぎる」ステアリングやとにかく錆びまくるボディ、古色あふれる木目「シール」、異音としか思えないエンジン音......。愛情とともにぶった切るロングセラー！　2010年12月刊の新装版。

内容説明

歴史に残ってしまった「個性派」から元祖「痛車」まで。名車の数だけ迷車がある。バランス無視のステアリング、とにかく錆びまくるボディ、古色あふれる木目「シール」、異音としか思えないエンジン音…。クルマへの愛情とともにぶった切るロングセラー、新装版で登場！

目次

作りが悪いにも程がある
設計ミスもはなはだしい
少しは採算も考えろ
名前を変えればいいってものじゃない
とにもかくにも、ひどい

著者等紹介

チータム，クレイグ［チータム，クレイグ］ ［Ｃｈｅｅｔｈａｍ，Ｃｒａｉｇ］
ベテランのモーター・ジャーナリストにして作家。『クラシックカー事典』、『改造車と特注車』をはじめ、さまざまな本に携わっている。イギリスの自動車雑誌“Ａｕｔｏ　Ｅｘｐｒｅｓｓ”で活躍中

川上完［カワカミカン］
モータージャーナリスト。特にクラシックカーやオールドカー、メーカーおよびブランドの歴史に造詣が深い

新井崇嗣［アライタカツグ］
翻訳家

内田俊一［ウチダシュンイチ］
モータージャーナリスト。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に１８年間勤務した経験を活かし、カーデザインやマーケティング分野だけでなく長距離試乗も得意とする。クラシックカー分野にも精通（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[上空弘育（ひろじー）]

見たこと、聞いたことのあるクルマたちが、ここまで書いていいの？というぐらいバッサバッサと切られていて、ついつい読み進めてしまった。 でもこれって裏を返せば、クルマに対する愛なのかなと思っている。 『名車』という観点からは語りやすいけれど、『ダメ車』を見ることで、車文化を捉えられるのかな。 車に興味のない人には知らなくても良い情報かもしれないけれど、この本はものの見方を教えてくれる本でもある気がした。

2023/11/05

[kaz]

そこまで悪く言わなくてもと思うものもあるが、「いかにも」「見るからに」というものも多々。タッカーの評価は、映画とはかなり異なる。図書館の内容紹介は『バランス無視のステアリング、とにかく錆びまくるボディ、古色あふれる木目「シール」、異音としか思えないエンジン音…。歴史に残ってしまった「個性派」から元祖「痛車」まで、数々の迷車を豊富な写真とともに紹介する』。

2023/12/20