内容説明
一人一人の生涯にわたるキャリア形成を援助するための理論と具体的技法を解説。
目次
序章 キャリアカウンセリングをめぐる状況
第1章 キャリアカウンセリングとは
第2章 キャリアカウンセリングの歴史的発展―アメリカにおける職業カウンセリングからキャリアカウンセリングへの移行
第3章 キャリアカウンセラーの理論的背景
第4章 キャリアカウンセラーの活動範囲
第5章 直接的介入―キャリアカウンセリング・プロセス
第6章 キャリアカウンセラーの養成―カウンセラーのコンピテンシィ
終章 キャリアカウンセラーへの新たな挑戦
著者等紹介
渡辺三枝子[ワタナベミエコ]
米国ペンシルバニア州立大学大学院博士課程カウンセリング心理学・カウンセラー教育専攻修了。哲学博士号(Ph.D.)取得。現、筑波大学心理学系教授
ハー,エドウィン・L.[ハー,エドウィンL.][Herr,Edwin L.]
米国コロンビア大学ティーチャーズカレッジ博士課程Counseling & Student Personnel Administration専攻修了。教育学博士号(Ed.D.)取得。現、米国ペンシルバニア州立大学大学院教授、大学院教育・研究・FD部長
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感想・レビュー
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hiyu
3
キャリアとは職業上のそれとして位置づけることも可能だろうが、全生活史において過去の出来事等に得られた信用と将来への信頼としてのものかなあと思いながら読んでみた。だが、本書は自分の求めたものとは異なったようだ。2023/07/22
むく
1
正直な感想としては、文章が非常に読みにくい。というか、頭に入ってこない。一部翻訳だという事情もあってのことかもしれないけど、校正が甘い感じもあり残念。内容としては、キャリアカウンセリングの成り立ちや周辺の活動との違いを挙げながらその独自性を示してくれるようなもので、総論的。個別の理論や技法に進む前に読む、まさしく『入門』という感じ。具体的な中身が知りたい人には、文章が読みづらいうえに何も分からないと感じられそうだけど、キャリアカウンセラーとしての基本的姿勢を形成するには大切なことが書いてあると思う。2014/06/15
つくしんぼ
0
「入門」というタイトルではあるが、こてこての専門書です。 大学などで専門家を目指すような素養がある人だと読みこなせるだろうか? 「キャリアカウンセリングってどういうもの~?」って、思って読んでみようと思うような初心者には難しいと思います。2014/03/30