イーヴリン・ウォー伝 人生再訪

個数:

イーヴリン・ウォー伝 人生再訪

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 598p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560096604
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「没後50年記念」の評伝、待望の翻訳

 初公表された書簡、日記、未発表原稿などを駆使して、読みやすく精彩に富む筆致で「人間ウォー」を描いた、最新の本格的な伝記。
 長男を偏愛する父親に疎まれて成長し、オックスフォード大学時代、飲酒と同性愛に耽溺。鬱屈し、入水自殺に失敗するが、『衰亡』で文学界の寵児になる。悲惨な結婚と別居を経て、カトリックへ改宗。第二次世界大戦の「クレタ島作戦」に従軍し、「不名誉」な撤退に苦しむ。戦後、『ブライズヘッド再訪』でベストセラー作家になるが、生来の厭人癖が嵩じ、「死の願望」が募っていく……。
 「これまでの伝記のなかで、最も鋭く、洞察に満ちている」(『ワシントン・タイムズ』)、「全頁に横溢しているのは、ウォーの創造的、性的、社交的な力である」(『デイリー・エクスプレス』)、「独特の悪戯っぽいカリスマを的確に捉え……ユーモアがちりばめられている」(『タイムズ文芸付録』)と主要メディアも絶賛している。また、『ガーディアン』、『サンデー・タイムズ』他が、「今年の最良の本」の一冊に選んでいる。著者は受賞歴のある英国の伝記作家で、ウォーの孫が蒐集した未公開資料の閲覧を特別に許されたという。

フィリップ・イード[イード]
著・文・その他

高儀 進[タカギ ススム]
翻訳

内容説明

「没後50年記念」の評伝、待望の邦訳。20世紀英文学の巨匠の生涯を、初公表された書簡、日記、未発表原稿などを駆使して活写する。主要メディアで賞讃された、イギリスの伝記作家による決定版。カラー口絵写真24頁収録。

目次

次男
少年のサディズム
キッチナー卿に仕える
イートン校より劣る所
完全な区分
人が夢見るすべてのもの
哀れな死んだ心
吹き寄せられた半溶けの雪のように純潔
文人になる
シーヴリン
ありきたりの経験だそうだ
ローマ・カトリックへの逸脱
オランダ娘
密林の方へ
自分の有利になるような助言はできない
いやもう、彼女はちゃんとした娘だ
ウォーを終わらせる戦争
頭は血塗れではないが屈服し
涙を誘う本
占領
気の触れた自分
ふさわしい、ひっそりした場所
衰亡

著者等紹介

イード,フィリップ[イード,フィリップ] [Eade,Philip]
1966年、イギリスのシュロップシャー州生まれ。伝記作家。ブリストル大学で歴史を専攻する

高儀進[タカギススム]
1935年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

122
なんとも味わい深く、読めば読むほどに愛着がわくイーヴリン・ウォーの作品。ブラックユーモアにあふれ、人を小馬鹿にしたような文章も多いが、よく読めばその奥に寛容や優しさが見える。この分厚いイーヴリン・ウォー伝を十分理解するには、彼の作品の多くを読めていないので味わいきれなかった。未訳が多いのだ。それらをじっくり読んでいくためには、この伝記は参考になった。若い頃の奔放さは、彼が1920年代に20代であったことと無縁ではないだろう。落ち着くべき時にローラと一緒になれてよかった。冒頭の写真のローラは、どれも魅力的。2018/12/15

星落秋風五丈原

30
「アラン・チューリングが同性愛を“矯正”するよう指示された時代ではなく、今の時代だから公表できたんだろうか」と思える資料が多い。学生時代ウォーには当たり前のように複数の同性の恋人がおり、プラトニックではなかった。彼の兄アレックにも同様の経験があり、その経験をもとにした著作もある。イーヴリンよりも兄を偏愛した父親の怒りはすさまじかった。しかし二人とも、ある時期を過ぎたら憑き物が落ちたように異性と恋愛し、結婚していった。性的嗜好ではなく、ある年代のたしなみのようだ。2019/01/09

あたびー

10
皮肉屋、スノッブ、悪辣な冗談が大好き。「好きになってもらいたい人を自分から遠ざけるようなことばかりする」。相当放縦な青少年時代を送ったくせに我が子には品行方正を求めるし、うるさがる。なぜだか知らないけど敬虔なカソリック。絶対友達になりたくないタイプだが、噂を聞くだけならすごく面白い。 彼の小説は主に実在の人物や出来事をモデルにしているらしいから、そういう視点でもう一度「ブライズヘッド再び」を読み直してみたい。 ただ、直訳の翻訳にはかなりイライラさせられた。2019/02/12

Eleanor

0
かなり奔放2024/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13122836
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品