出版社内容情報
保護観察制度の体系や第一線で活躍する保護観察官による事例研究等から、これまでの到達点と限界、今後の課題を示す。関係者必読の書
今福 章二[イマフクショウジ]
今福 章二(法務省保護局観察課長)
小長井 賀與[コナガイカヨ]
小長井 賀與(立教大学コミュニティ福祉学部教授)
内容説明
社会内処遇の可能性と限界について理解するための手がかりが得られる恰好の書。
目次
第1部 保護観察総論(保護観察とは;刑の一部執行猶予と保護観察;保護観察の処遇効果;世界の保護観察の動向)
第2部 保護観察処遇の現状(統計で見る保護観察―保護観察付執行猶予を中心に;薬物依存からの回復のための保護観察処遇;薬物依存の理解と処遇の現状;薬物依存者回復施設との共働―地域における支援とダルク;専門的処遇プログラムと保護観察;立ち直りを支える保護観察)
第3部 事例で見る保護観察処遇(薬物事犯者に対する処遇1 ―集団プログラムの活用事例;薬物事犯者に対する処遇2 ―ダルクや医療とかかわった事例;薬物事犯者に対する処遇3 ―更生保護施設の活用事例;性犯罪者に対する処遇;窃盗事犯に対する処遇;未熟な若年者に対する処遇;知的障害者と保護観察処遇)
著者等紹介
今福章二[イマフクショウジ]
法務省保護局総務課長
小長井賀與[コナガイカヨ]
立教大学コミュニティ福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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