内容説明
うどんは日本がツールだった?さくべい、ほうとう、そうめん、うどん、そば、ラーメン…めん類を歴史的、文化的に論じる。
目次
第1部 コムギを原料としためん類(めんの始まりを探る;日本最古のめん、さくべい;平安時代の祭り食、ほうとう;中国におけるめん食発達史;日本におけるそうめんの発祥と製法;各地に伝播したそうめん;そうめんの食し方をめぐる風習;切麦から進化した国民食、うどん;明治以降に伝来しためん食文化)
第2部 日本のそば食の歴史と文化(ソバの伝来と栽培;ソバの品種と性質、栄養;そば切以前のそばの食べ方;日本独自に発展したそば切)
第3部 地誌学的めん食文化論(食の原点から考えるめん食文化のこれから)
著者等紹介
奥村彪生[オクムラアヤオ]
日本で唯一の伝承料理研究家。2009年、めんの研究で学術博士(美作大学・大学院)。1937年和歌山生れ。近畿大学理工学部中退。神戸山手女子短大ならびに神戸山手大学教授、奈良女子大非常勤講師を歴任。現在、美作大学大学院客員教授、大阪市立大学大学院生活科学研究科非常勤講師。奥村彪生料理スタジオ「道楽亭」主宰。社会活動、2000年度和歌山県民文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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