目次
日本における企業活動と刑事規制の問題状況
第1部 総論―企業犯罪への刑事法的介入の意義(企業の刑事責任;企業犯罪と保護法益;刑法と民商法の交錯;刑事手続と行政手続の交錯)
第2部 各論―企業犯罪にまつわる刑事法上の諸問題(談合;金融犯罪―クレジットカードの不正使用と詐欺罪の成否;証券犯罪―経済犯罪としての証券犯罪とインサイダー取引の処罰;制裁の区別と手続保障;企業をめぐる情報通信技術と犯罪;欠陥製品と企業の刑事責任;営業秘密の保護と刑事法)
第3部 提言―企業犯罪を抑止するために刑事規制はどうあるべきか(コーポレート・ガバナンスと刑事規制;企業に対する刑事規制のあり方)
著者等紹介
甲斐克則[カイカツノリ]
1977年九州大学法学部卒、九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。九州大学法学部助手、海上保安大学校助教授、広島大学法学部教授等を経て、早稲田大学大学院法務研究科教授。博士(法学。広島大学)。日本刑法学会、日本医事法学会等理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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