内容説明
年表や教科書に載らない意外な事実。
目次
第1章 4大文明と巨大帝国の時代
第2章 一体化するユーラシア
第3章 大航海時代とヨーロッパの膨張
第4章 変貌するアメリカ大陸
第5章 ヨーロッパの世界制覇
第6章 20世紀の世界
著者等紹介
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年、東京都生まれ。東京教育(現・筑波)大学文学部史学科卒業。都立三田高等学校、九段高等学校、筑波大学付属高等学校教諭(世界史担当)、筑波大学講師、北海道教育大学教育学部教授などを歴任。NHK高校講座世界史(ラジオ・TV)講師を10年以上勤め、高校「世界史」教科書の編集・執筆に従事。現在はセミナー等の講師として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白義
10
主要な世界史の流れを、関連する雑学と共に語る、トリビア本風味の要素を混ぜた世界史入門。焼き鳥に例え、歴史という串を魅力的にするために具を交える、というスタイル。なのであまりへんてこな雑学はなく、アメリカンコーヒーと独立戦争の関係、ピョートル大帝とヒゲ税など、本筋に興味を持たせるための雑学が多い。いかにもトリビアらしいトリビアは、コンスタンティノープル攻めのために山から直接軍艦を運んだトルコ艦隊の話。教科書のお供にどうぞという感じ。入門書としての出来もなかなかである2014/07/04
ピオリーヌ
4
表題の通り、読んだら話したくなる軽妙なエピソードがたくさん。タバコも唐辛子も新大陸から入ったもので、オスマン帝国ではタバコを吸った人間には死刑とされる事など興味深いエピソードがたくさん。概説書の隣にこの本を置けば、皆を歴史の世界に誘えるかも?2019/08/29
バーベナ
4
今年は、英のEU離脱にトランプ大統領と、びっくりさせられてばかり。闇雲に先を考えるより、歴史を学び直そうと言う事で、分かりやすそうな本を探していました。『焼き鶏のイメージで世界史を学び直す。串が歴史で、具が出来事』まえがきで書かれていたこの言葉が刺さりました。読後、もう少し、深く勉強しようと思えたのが収穫。面白かった。2016/11/14
ろくしたん
3
実はきちんと読んでないが、全体をめくってみて。時系列になってるのがいい。エピソードで分類すると、流れが分かりにくいから。超雑学とついているが、基本は教科書で習った人物、国に関することだから親しみやすい。最後の方、「最初のスチュワーデスが看護師だったワケ」「インド独立の父ガンディは鉄道が嫌い」あたりが面白かった。左ページに文章、右ページに何かしらの図という構成が気に入った。日本実業出版社。2020/01/06
6 - hey
2
味気ない学校の教科書と並行して読めば、面白く読めると思う。2012/10/12