出版社内容情報
多くの人が陥っている、問題を「処理する」だけの算数ではなく、ほんとうに「解く」算数ができるようになる本。開成、灘、ラ・サールといった有名校の入試問題や算数オリンピックの問題を例として、数・図形・論理の本質と、「問題の解き方」を解説します。
◆著者プロフィール
おだ・としひろ
東大教育学部4年。本郷東大文の会ゲーム算数コース主任。算数ゲーム研究所キュリオキッズ 開発研究センター主席研究員。小学校時代、算数オリンピックに二大会連続ファイナル出場。その後、灘中学校に全受験者中6位で合格(算数の得点は170/200:合格者平均132)。
中学時代には、広中杯全国中学生数学大会に二大会連続ファイナル出場し、6位入賞という成績を残す。
高校時代には、東大実戦模試(駿台)文系数学全国1位(2位と10点以上の差をつけ、偏差値は90超)という成績を残す。
内容説明
できる子供は、「答えの探し方」が違います。算数への熱意を込めた企画で、全国規模の出版選手権である出版甲子園(第5回)にて審査員特別賞を受賞。本書はその企画をもとに書籍化したものである。
目次
序章 「解く」算数と「処理する」算数
第1章 算数ができない子について考える
「センスの話」の前に できる子は概念のイメージをもっている
第2章 数に関するセンス
第3章 図形に関するセンス
第4章 論理・規則性に関するセンス
第5章 問題を「解く」とはどういうことか
おわりに 今の算数教育に思うこと
著者等紹介
小田敏弘[オダトシヒロ]
灘中学・高等学校、東京大学教育学部総合教育科学科卒。小学校時代、算数オリンピックに二大会連続でファイナル出場。中学時代には、広中杯全国中学生数学大会にも二大会連続でファイナルに出場し、6位入賞という成績を残す。その後は、数学よりも教育問題に関心があったため、教育学部に進学したが、教育問題の課題があまりにも多岐にわたることを知り、ひとまず馴染みの深い算数教育に着手することを決意。現在は、学習塾「文の会」で小学生に算数を教える傍ら、算数ゲーム研究所「キュリオキッズ」開発研究センター主席研究員として、「遊んでいるうちに算数の力が伸びるゲーム」を開発中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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