出版社内容情報
ドングリは木の枝でどのように生長するの? 枝から落ちたドングリの運命は? クヌギ林の一年を通してその謎を探る。
小学校低学年~高学年向き
目次
国東半島のクヌギ林
落ち葉にまもられて(十二月)
冬をこすドングリの子(一月)
芽がふくらむころ(三月下旬~四月)
クヌギの花(四月中旬~下旬)
新緑のクヌギ林(五月上旬)
花や葉にできたふしぎな玉(四月~六月)
常緑樹のドングリとその落葉(五月)
カシやシイ類の花(五月~六月)
ドングリの生長(六月)〔ほか〕
著者等紹介
埴沙萠[ハニシャボウ]
1931年生まれ。大分県出身。1949年に、作家でシャボテン研究家の龍謄寺雄氏に師事。シャボテンの研究のかたわら、東京農業大学遺伝育種学研究所にて、植物遺伝学を学ぶ。1960年、瀬戸内海の大島(山口県)に移住し、砂漠植物の生態研究を行う。のち群馬県北部の雪降る里に住んで、雪国の生物の生態を撮影している
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感想・レビュー
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コリー
1
図書館で2歳の息子がどんぐりの絵本を借りたいと言うので探したらこれしか見つけられなかった。2歳の息子には当然読めないのだけれど、写真が見れればいいかと借りてきた。パラパラ眺め読みしてみたけど、なかなか面白かった。どんぐりの豆腐があるなんて初めて知りました。いったいどんな味なのでしょう。2021/10/03
のん@絵本童話専門
0
分かりやすい明確な文章と、小さいものまでクリアで他では見たことのない一面を見せてくれる写真が魅力的な科学のアルバムシリーズ。とはいえ、どんぐりの科学絵本はたくさん読んできたので新たな発見はないかなと思っていましたが、虫こぶ、オトシブミの葉巻、まだ小さいどんぐりの子、ゾウムシの食い荒らしたドングリなどの断面図が見られて面白かった!2022/11/04