内容説明
小説・映画『夜の蝶』のモデルにもなった銀座のバー・エスポワールを、川辺るみ子ママとともに支えてきた元社長が埋もれた資料を掘り起こして書き下した高級サロンの戦後史。「希望（エスポワール）」という名のサロンに集った各界の人たちの酒とバラの日々、そして、秘話がいま、蘇る―。
目次
幕開け
１ 社交喫茶時代
２ 迫真の“演技”
３ 「夜の蝶」騒動
４ “個性”の乱舞
５ 粋人の群像
６ サロンの裏窓
７ 様々なる追憶
８ 折々のあいさつ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むねくに
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エスポワールとは「希望」という意味でしたか。この店の沿革とともにどちらかと言えば常連客の思い出が語られていますが、川辺るみ子ママ個人のエピソードは期待したほど多くないように感じました。が、だからこそもっと知りたくなる仕掛けですかねぇ。どうなんだろ。考えすぎかなぁ。2015/06/23
