内容説明
「栄養」、「おいしさ」に次ぐ食品の第3の機能として、生理系統を調節し健康を維持・回復する「生体調節機能」が今日、重要になっている。明確な科学的根拠に基づき生体調節機能を強化したサプリメントをはじめとする機能性食品。本書は、機能性食品に含まれるさまざまな成分を紹介し、機能性成分を豊富に含む食品素材についても取り上げた。
目次
第1章 サプリメントと機能性食品は同じものなのか違うのか?(飽食の時代で重要になる食品の三次機能「生体調節機能」;アメリカから普及したサプリメント ほか)
第2章 生体調節機能を高める食品成分(1)ミネラル(日本人は慢性的なミネラル不足;カルシウム(Ca)・リン(P)―骨や歯を形成する ほか)
第3章 生体調節機能を高める食品成分(2)有機化合物(日本ではまだ少ないサプリメントからのビタミン摂取;ビタミンB群―炭水化物をエネルギーに変える ほか)
第4章 機能性成分に富む食品素材(柑橘類は身も皮も機能性成分がいっぱい;楊貴妃も好きだったライチはポリフェノールが豊富 ほか)
著者等紹介
近藤和雄[コンドウカズオ]
1979年、東京慈恵医科大学卒業。東京慈恵医科大学附属青戸病院、防衛医科大学校病院、国立健康・栄養研究所を経て99年よりお茶の水女子大学生活環境研究センター教授。2001年より同センター長。07年より同大学大学院人間文化創生科学研究科教授を兼任。医学博士。日本機能性食品医用学会理事長
佐竹元吉[サタケモトヨシ]
1964年、東京薬科大学卒業。同年、国立衛生試験所(現・国立医薬品食品衛生研究所)入所。91年、国立衛生試験所生薬部長。2001年、国立医薬品食品衛生研究所退官。02年よりお茶の水女子大学生活環境研究センター教授。06年より同センター客員教授。13年より同センター研究協力員。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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