内容説明
ここ数年の金融機関をめぐる環境の変化には、目をみはるものがある。金融ビッグバンといわれた規制緩和を経て再編が進み、法制面でも永年親しんだ証券取引法が金融商品取引法と名を改め、「投資サービス法」として生まれ変わっている。本書は、現代の金融機関に関する様々な法的論点を、著者独自の視点による体系化を試みながら明快に解説するものである。
目次
第1章 銀行
第2章 金融商品取引業者
第3章 保険会社とノンバンク
第4章 信託
第5章 金融機関の監督
第6章 金融機関の業務の健全性
第7章 セーフティネット
第8章 開示規制
第9章 不正な取引
第10章 業際規制
著者等紹介
川口恭弘[カワグチヤスヒロ]
1959年大阪府豊中市に生まれる。1983年神戸大学法学部卒業。1986年神戸大学大学院法学研究科博士課程中退。愛媛大学法文学部助手・専任講師を経て。1990年愛媛大学法文学部助教授。1991年神戸学院大学法学部助教授。1999年神戸学院大学法学部教授。2000年同志社大学法学部教授。2004年同志社大学大学院司法研究科(法科大学院)教授(法学部教授兼任)。法学博士(神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。