内容説明
企業会計を取り巻く環境は大きく変化しています。平成18年には証券取引法が改組され、金融商品取引法となり、商法が会社法として生まれ変わりました。また、新しい会計基準等も相次いで公表されています。これらの制度改正を受け、企業の財務諸表は大きく変化することになりました。本書は、最新の改正を盛り込み、財務諸表を読みこなすために必要な知識をまとめたものです。核となる第2部では、個別財務諸表について、勘定科目ごとに会計基準やポイントを説明しています。
目次
第1部 制度会計のガイダンス(企業会計制度の概要)
第2部 勘定科目別個別財務諸表のポイント(資産の会計;負債の会計;純資産の会計;注記事項)
第3部 連結財務諸表のポイント(連結会計)
第4部 財務諸表分析の知識(経営分析に必要な知識;M&A・組織再編の知識)
著者等紹介
大薮卓也[オオヤブタクヤ]
大薮公認会計士事務所代表。公認会計士・税理士。1970年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。監査法人トーマツを経て、独立開業。コンサルティング業務(経営・財務・税務)、株式公開準備支援業務、財務諸表監査、教育・研修業務等を中心に業務展開をしている。日本大学商学部、国土交通省・国土交通大学校、総務省・自治大学校、税務大学校東京研修所の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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