内容説明
エンターテインメント向けに発達したデジタルゲーム技術を社会の諸領域の問題解決に活用する「シリアスゲーム」。教育・公共政策・ヘルスケアなどの多様な分野から注目を集めるシリアスゲームのコンセプトや開発・導入のための考え方を実例を交え論考。ゲームが広げる教育・学習の可能性を探る。
目次
第1章 ゲームと教育・学習
第2章 シリアスゲームとは
第3章 シリアスゲームの事例研究
第4章 ゲームの効能と学習効果研究
第5章 オンラインゲーム世界への展開
第6章 シリアスゲーム開発と導入の考え方
第7章 シリアスゲームの将来像
著者等紹介
藤本徹[フジモトトオル]
1973年生まれ。大分県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒。教育関連企業などでの勤務を経て、2002年よりペンシルバニア州立大学大学院の教授システム学(インストラクショナル・システムズ)プログラム博士課程に在籍。教授システム学の観点から、デジタルゲームを利用した教育方法・学習環境のデザインや、オンラインゲーム世界の学習コミュニティの研究に取り組んでいる。2004年よりシリアスゲームジャパンのコーディネーターとして、日本にシリアスゲームを紹介し、日本における普及活動を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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