内容説明
うちは父、母、妹、そして祖母である“ちゃーちゃん”と私の５人家族。私が中学校に入学したある日、ちゃーちゃんの病気が“ガン”だと知る。でも、中二になり登校拒否となり見えない未来への不安、親との毎日のぶつかり合いから耐えきれず死のうと思っていた。そしてカラッポだった私は“ちゃーちゃんが死ねば何もかもよくなる”と自分に暗示をかけていた。ちゃーちゃんの遺産相続に群がる叔父や叔母を憎み続け…矛盾だらけの中で私は…。
著者等紹介
加藤あゆみ［カトウアユミ］
通信制の高校を卒業。現在、福祉の専門学生
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