内容説明
電子ペーパーは本気で読める電子媒体をめざす概念で、印刷・プリンタ技術とディスプレイ技術の境界領域に位置づけられる。この技術が、成熟した紙メディアのゆりかごを借りて成長し、やがては紙メディアに頼らない形でその専門書が出版されるようになることが近未来の夢である。
目次
第1章 電子ペーパーの定義・分類と表示方式
第2章 着色物質の移動・回転による反射型ディスプレイ技術
第3章 各種の反射型ディスプレイ技術
第4章 書き換え表示技術と消色技術
第5章 電子ペーパー用駆動回路技術
第6章 電子ペーパーのヒューマンインタフェース
第7章 電子ペーパーの用途展開
第8章 未来の電子ペーパーに期待すること
第9章 電子ペーパーの展望