出版社内容情報
22年ぶりに改訂された連結財務諸表原則、また連結キャッシュフロー計算書や税効果会計等の関連する新作成基準・実務指針に沿った最新版。『連結決算の話』を改訂・改題。
内容説明
企業の力を世界共通の尺度で示すのは連結決算書です。日本でも、二〇〇〇年三月期から、決算は「連結」が主体になります。これでまさに二〇〇一年こそ連結元年です。本書は連結決算の基本を、考え方・見方・作り方が分かるように、やさしく、レベルを落とさず、じっくり解説しています。新しい連結決算制度と、「第三の財務諸表」である連結キャッシュ・フロー計算書についても、作成の基本的な仕組みや流れを含め、第11章でまとめて解説しました。
目次
序章 まず「連結決算のあらまし」をつかもう
第2章 「基礎的な事項」から始める
第3章 「資本連結」とは何か
第4章 「連結貸借対照表」の基礎を理解する
第5章 「連結損益計算書」もマスターしよう
第6章 「未実現損益の消去」の意義を学ぼう
第7章 「持分法と連結」の関係を知ろう
第8章 「海外子会社と連結決算」を理解する
第9章 「税効果会計」も知ろう
第10章 「セグメント情報」で経営の多角化や国際化を知る
第11章 「新連結決算制度」のあらまし