人生はどこでもドア―リヨンの14日間

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電子版あり

人生はどこでもドア―リヨンの14日間

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 19時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492046371
  • NDC分類 293.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

遠い異国の地で人と繋がろうと奮闘する中で見えてきた幸せの形。人と関わることがこんなにも素敵なことなのかと実感できる一冊。「魂の退社」「寂しい生活」に続く書き下ろし。 

今回の内容は、あえてなんの準備もせずに、もちろんフランス語なんてできない状態で、フランスのリヨンに行って14日間滞在したという旅行記。
旅の目的は、「現地でしっかりした、日本と変わらぬ生活をすること」。それはすなわち「周りの人としっかりコミュニケーションをとってつながること」。

日本語が通じない異国の地だと、その人の「在り方」というのがむき出しになり、より本質的な人との関わり方の姿勢が問われることになる。稲垣氏は、その試行錯誤の中で「人とつながることの幸せの形」を見出している。

その様子が、稲垣氏独自の軽快な文章で表現されていて、笑わせてくれたり、ホロっとさせてくれたり……と、とどんどん引き込まれていくうちに、最後は感動させてくれるものとなっている。

また、エアビー(民泊サイト)の利用法を始め、ホストとのつきあい方や、フランスのネット事情、マルシェ(市場)の様子、買い物の仕方、カフェの様子など、海外の民泊を利用しようとする人や、フランス旅行をする人に参考になる情報も満載となっている。






来ちゃった、リヨン

リヨンの14日間

1日目(金曜日)ようやくニコラに会う
2日目(土曜日)「生活」をスタートする
コラム――異国で自炊
3日目(日曜日)早くも疎外感
4日目(月曜日)小さな出来事
5日目(火曜日)山が動いた!?
6日目(水曜日)マルシェ買い物必勝法
7日目(木曜日)ワイン屋でワインを買う
8日目(金曜日)ミラクルデー
9日目(土曜日)異国でおしゃれ
10日目(日曜日)パン屋の出来事
コラム――フランス人から笑顔をゲットする方法
11日目(月曜日)リヨン=江戸?
12日目(火曜日)階下の住人
コラム――フランス式マルシェ必勝法(中級編)
13日目(水曜日)まさかの予約ミス    
14日目(木曜日)やり残したこと
旅立ちの朝
コラム――ニコラからの通信簿




稲垣 えみ子[イナガキ エミコ]
著・文・その他

内容説明

何の準備もせずに、いきなりヨーロッパへと旅立った稲垣えみ子。遠い異国の地で人とつながろうと奮闘する中で見えてきた、幸せの形とは?

目次

来ちゃった、リヨン
リヨンの14日間(1日目(金曜日)ようやくニコラに会う
2日目(土曜日)「生活」をスタートする
3日目(日曜日)早くも疎外感
4日目(月曜日)小さな出来事
5日目(火曜日)山が動いた!?
6日目(水曜日)マルシェ買い物必勝法
7日目(木曜日)ワイン屋でワインを買う
8日目(金曜日)ミラクルデー
9日目(土曜日)異国でおしゃれ
10日目(日曜日)パン屋の出来事 ほか)

著者等紹介

稲垣えみ子[イナガキエミコ]
1965年愛知県生まれ。87年朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、原発事故後に始めた「超節電生活」を綴ったアフロヘアの写真入りコラムが話題となり「報道ステーション」「情熱大陸」などのテレビ番組に出演する。2016年、50歳になったのを機に早期退職し、現在は築50年の小さなワンルームマンションで、夫なし、子なし、定職なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしの「楽しく閉じていく人生」を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

72
稲垣さんのエッセイは大変読みやすいので、ついつい選んでしまう。 リヨンの14日間のタイトル通り、フランスに一人で旅行に行くが中部にあるリヨンのairB&Bnoで借りた部屋に2週間滞在するという。 飛行機の到着が遅れてバタバタするところから始まって、コンセントが差し込めないなどドタバタで読む方が心配になってくる。 近くのマルシェで買い物して自炊生活するのにも驚きだが、2週間で食費が2万円で済んだという。 マルシェやカフェで地元の人と交流が出来たらと思いながら中々うまくいかずに落ち込む稲垣さんの様子も面白い。2024/10/17

ネギっ子gen

65
【日本にいれば無意識に何気なくやっていることが、国境を越えればすべて「何気なく」はできない。うまくいかないことばかりだ。ジタバタするうちに、自分の根っこみたいものが見えてくる】あえて何の準備もせず仏語もできない状態で、リヨンに行き14日間滞在した記録。エアビー(民泊サイト)の利用法、ホストとの付き合い方や、マルシェの様子、買い物の仕方などの情報も満載。<リヨンに行ってよくわかったのは、結局、私が求めているのは「人に喜んでもらうこと」/私が人に喜んでもらえる場所は、確実に、リヨンじゃなくなくて日本だ>と。⇒2024/05/12

こばまり

62
生理的欲求、安全の欲求が満たされれば、居心地のよい場所作りには軽重の人間関係が肝要。本書はそれを外国で、2週間でやってのけようというのだからこれはもう一大プロジェクトだ。今いる場所で丁寧に生きようと思わせる読後感爽やか。2021/09/11

ぶんこ

60
「住むように暮らす」は憧れですが、やはり言葉の壁があって実行には移せないまま時は経ってしまいました。しかし著者は果敢に挑戦して天晴れでした。日本での普段の生活でも冷蔵庫や洗濯機を使わないようで驚きました。空港でのタクシー利用時や充電器のあたふたも、普通は事前に調べる項目に入っているとは思うのですが、何も調べずに行くを徹底された結果のあたふたも、過ぎてみれば良い思い出でしょう。読んでいると「笑顔」の与える効果に目がテン。気配り上手のエミコさんの面目躍如。ニコラさんからの高評価も納得です。2021/02/26

まっと

54
「アフロ」「超節電生活」のイメージの稲垣えみ子さんの肩肘張らない、涙あり笑いありのリヨン旅行記。旅行とは言っても観光地を巡るでもなく、東京での地に足着いた「生活」を海外でも楽しむこと、現地の人と交流し溶込むことを目指すもの。一風変わっているようで実は究極の旅行なのかも。言葉の壁もなんのその、次々と襲うトラブルにも考え抜き、エネルギッシュに対応する中で自らがバージョンアップする、そんな姿は応援したくなる。リヨンで「自分が求めているのは人に喜んでもらうこと」だったことに改めて気づいたというが、大切だよなぁ。2023/04/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13150386
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品