内容説明
世界の人口と経済生産高の約3分の2を有し、技術革新の集積地と天然資源の豊富な地域を併せ持つ巨大な超大陸、「ユーラシア」。著者は、東洋と西洋の二極が新たなバランスを形成する「ユーラシアの世紀」の到来を予言し、新たな世界秩序を提示する。ルポルタージュとアカデミックな分析を巧みに融合させたユニークな地政学的分析本。「フィナンシャル・タイムズ」ほか欧米で話題。
目次
第1部 ザ・マップ(ヨーロッパとアジア 分断の神話;混在する世界秩序;新たな「ユーラシア超大陸」)
第2部 旅行記(「中心」を探して―文明の交差点アゼルバイジャン;チャイニーズドリーム;国境の島―極東でせめぎ合う中国とロシア;ロシアとユーラシア主義;ヨーロッパとアジアの狭間で―トルコ;ヨーロッパ大半島―EUの抱える問題)
著者等紹介
マサンエス,ブルーノ[マサンエス,ブルーノ] [Ma〓`aes,Bruno]
ポルトガル出身の政治家、政治評論家。ハーバード大学で政治学の博士号を取得後、ワシントンのアメリカン・エンタープライズ研究所やブリュッセルのカーネギー研究所でリサーチフェローを務めた。イギリスのコンサルティング会社、フロントグローバルのシニアアドバイザーとして国際政治について企業にアドバイスを行っている。中国人民大学やワシントンのハドソン研究所のシニアフェローも兼任。2013年から2015年までポルトガルの欧州担当大臣を務め、その貢献に対してスペインとルーマニアから勲章を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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