内容説明
とかく歴史の流れの中に埋没してしまう中世民衆の姿を新しい切り口で描く。民衆の具体像を、生業・生活・行動など、さまざまな場において活写した意欲作。山の民、海の民、境の民、信仰の民、一揆する民など。
目次
序章 民衆史研究の課題と方法―研究史の軌跡を追って
山の民―杣工がつくる荘園の村
海の民―海賊諸相
境の民―国境の村
信仰の民―「村堂」に集う人々
隷属の民―下総国の下人と所従
一揆する民
祭と民衆
語り継ぐ民―中世江戸の伝承世界
一味神水・起請する民衆
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