内容説明
本書は、確率とそれを基にした統計の基本的な考え方を学ぶための入門書である。
目次
第1章 確率(順列・組合せ;確率;確率分布;基本的な1変量の確率分布;2変量の確率分布)
第2章 統計(データの整理;母集団と標本;区間推定;検定)
著者等紹介
石村園子[イシムラソノコ]
1950年東京に生まれる。1973年東京理科大学理学部数学科卒業。1975年津田塾大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、千葉工業大学助教授
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感想・レビュー
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tom
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比較的やさしめの一冊です.確率論の導入として順列と組み合わせの話題を取り上げていますが,もっと割愛してもよいと感じました.演習が充実しているので手を動かして考えさせるという点では良.2015/11/10
葉
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個人的に苦手なモーメントのところをもう少し説明してほしかった。Γ関数やβ関数に対してはしっかり証明などで説明している。確率は本当に触りの部分なので、基礎をしっかりマスターしておきたいと思った。統計に関してもt分布やχ^2分布などの統計学のはじめの方で習うものなので比較的簡単である。2014/06/25