出版社内容情報
将来にわたり国全体を魔法の攻撃から守るために、大がかりな術をほどこすことにしたヴァニエル。だが、見えざる敵の密かな攻撃が彼に、そしてヴァルデマールに迫っていた。
内容説明
国王はいまや政務を執るのもやっという有様。人々は、次第に“魔法使者”ばかりを頼り、魔法をもたない“使者”を軽んじるようになっていた。そんな状況に危惧をおぼえたヴァニエルは、将来にわたって祖国を魔法の攻撃から守護するために、大がかりな術をほどこすことにした。だが、見えざる敵の密やかな攻撃がヴァルデマールに迫りつつあった。三部作いよいよクライマックス。
著者等紹介
細見遥子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部文学科卒業、アメリカ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。