出版社内容情報
ギリシャでは映画、フランスでは朗読、アメリカでは芝居。仕事は楽しく遊びは真剣に、個性派女優の自由奔放なオモシロ海外旅行記
内容説明
ギリシャでは映画を撮り、フランスでは『源氏物語』を朗読、アメリカでは芝居を巡演、そしてスペインではインク壺を探しまわる。その間、怪しい男につきまとわれたり、タクシー運転手に言い寄られたり、個性派女優の旅はハプニングの連続。親友、吉行和子氏、冨士真奈美氏と交互に書いた面白旅日記も併録。
目次
ギリシャでは芸もやってみた
パリはノスタルジィ
エトワールで朗読を
それぞれのスペイン(吉行和子;冨士真奈美)
スリはする パリでする
茶色のアヒルと白い馬
なぜ、ウィーン?
核実験三ヵ月前のフランス
パフォーマンス・イン・USA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
調“本”薬局問悶堂
2
岸田今日子にはまりつつある。と言っても、古本屋さんで探しながらだけど。 いろいろな国に行ってみたくなった。 もっとお芝居を観てみたくなった。 もっと映画を見てみたくなった。 行ってみたい居酒屋が出来た。 もう亡くなってしまったなんて残念。 気になった映画メモ 『白い馬』 『赤い風船』 気になったお店メモ 『どん底』 《2020年7月 登録》2012/11/29
のん
0
岸田今日子は文もうまい。しかし昔の女優のバイタリティーには舌をまく。
夢劇場
0
岸田今日子・エッセイ・確かな文化的バックボーンを持った時代の女優・もうひとりのわたしの体験F・冨士真奈美と吉行和子たちとの旅行記有2011/06/05