創元推理文庫<br> アルバトロスは羽ばたかない

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創元推理文庫
アルバトロスは羽ばたかない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 422p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488428129
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。これは単なる「不慮の事故」なのか? だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。鮎川哲也賞受賞作『七つの海を照らす星』に続く、清新な本格ミステリ、待望の文庫化。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

196
図書館の新刊コーナーでみつけて読みました。七河迦南、初読です。社会派青春ミステリ、400P超、一気読みです。深刻な舞台設定の割には、爽やかな読後感です。アルバトロスはゴルフでは凄いのに、日本語に訳すとマヌケなのは何故でしょうか?機会をみつけて、著者の他作品も読んでみたいと思います。2018/01/10

しんたろー

174
読友さん絶賛のシリーズ2作目…緻密に考えられたトリックに唸ったし、切なく健気な青春ドラマの側面も素晴らしく、ミステリ好きなら読むべき傑作と言える。本作は独立しているように思える4つの短編と、別の大きな事件が絡み合っている構成なのがニクイ!1作目を下敷きにしている部分もあるので、続けて読まないと凄さが伝わらないのが難点だが、上下巻と思って読んで欲しい作品。太陽のような春菜、その友人で月のような佳音、凄い洞察力と包容力の海王という主要3人は勿論、少年少女や同僚たち等のキャラ立ても巧い。他作品も必ず読みたい♪2018/02/14

セウテス

86
【七海学園シリーズ】第2弾。本作は前作から上下巻の様に、読むのが正解だと思う。たいへん綿密な計算のもと、作り込まれた物語なのは今回も変わらない。ただ私がシリーズ作品を好むのは、主要キャラがきちんとイメージされて、目の前で演じる舞台を観ている様に感じるからだ。その意味でこの仕掛けは驚きを味わえなくて、たいへんに残念であったが、伏線や物語の反転部分が幾つも連なる作りは本当に凄い。謎を解くと人間的な感情が溢れてくる、こんな展開も前作以上の面白さである。描かれる様々な言葉に、思わず人生の大切さを感じる事だと思う。2021/08/12

さばかん

70
良い話だなぁ、悲しい話だなぁ、では終わらない、これはミステリなのだ。     短編を連作した長編ミステリ。凄まじい読み応え。     ガツンと頭をトンカチで打たれたような衝撃。         でも……だけど……しかし……、またいつもの日常の七海学園の日々を読むことができるのか……、切実な問題である。2018/03/15

いちろく

69
七海学園シリーズの2作目、文庫版で再読。季節を舞台にした独特な連作短編集。思い出補正と思われてもよい。参加した読書会でこのシリーズを知り手に取ったのは、4年前の今頃。実際に読みその内容に驚嘆して、読書会って色々な本や読書家さんを知るキッカケになる場所、と改めて感じた事をよく覚えている。そして、それが今の私の本関係の活動に繋がっている。1冊の本やシリーズモノの作品が人の運命を変える事は確かにある。私にとって七海学園シリーズはそんな作品だ。今回の再読時も改めてそう感じた。前作を未読の人は、是非そちらから。2017/12/05

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