出版社内容情報
シリーズ累計40万部突破
八咫烏の導きなのか?
熊野の地で二つの事件に遭遇した静香と宮田
『邪馬台国はどこですか?』シリーズ最新長編
和歌山へ、新興宗教団体の御神体の取材に向かう早乙女静香と、量子力学研究機関の代表にインタビューをしに行く宮田六郎。宿泊先に向かう道すがら、宮田のインタビュー相手がビルから落下した現場に居合わせる。一方、静香が訪れた取材先では御神体が消失してしまい……。熊野の地を舞台に、二つの事件の真相と八咫烏神話の謎に迫る、『邪馬台国はどこですか?』に連なる最新長編。文庫書き下ろし。
内容説明
和歌山へ、新興宗教団体の御神体の取材に向かう早乙女静香と、量子力学研究機関の代表にインタビューをしに行く宮田六郎。宿泊先に向かう道すがら、宮田のインタビュー相手がビルから落下した現場に居合わせる。一方、静香が訪れた取材先では御神体が消失してしまい…。熊野の地を舞台に、二つの事件の真相と八咫烏神話の謎に迫る、『邪馬台国はどこですか?』に連なる最新長編。
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。同作はバー“スリーバレー”を舞台に歴史談義を繰り広げる斬新なミステリとして人気を博し、シリーズ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
71
自分は鯨さんの「邪馬台国はどこですか?」のシリーズが好きなので手に取ったが、結論から言うと、過去の作品ほど楽しめるものではなかった。本作は和歌山を舞台にして、新興宗教団体と量子力学研究機関が絡み合う殺人事件を、探偵役の歴史学者の早乙女静香とライターの宮田六郎が解いてゆくというのがストーリーの本筋。「邪馬台国は・・」ではそれにまつわる蘊蓄が楽しみの一つだったが、熊野古道に触れられている部分はあまりなく、量子学の話は多く出るが難しくてついて行けず、謎解きの真相は稚拙なもので白けた。今後のシリーズに期待する。2024/09/08
tonnura007
56
宮田と静香はそれぞれ和歌山の量子力学研究所と新興宗教団体の取材へ向かうが、宮田はインタビュー予定の研究者がビルから転落する現場に鉢合わせる。また、静香の取材中には御神体が消えうせるという事件に遭遇する。研究所と宗教団体は実は複雑な関係にあるのだが、二つの事件にも関連があるのか。 「邪馬台国」以来だったので、冒頭で宮田と静香の関係の変化に驚いた。小説の構造は巧くできており、最終章を読了した後に冒頭の二行の意味が分かる。ミステリーの内容はというと、、、ありきたりな火サス。短編は良かっただけに残念だった。2025/01/07
るぴん
23
宮田六郎と早乙女静香のコンビは好きだけれど、今回は色々と消化不良。熊野古道や八咫烏についても新説が語られるわけでもなく、殺人のトリックもどこかで見たことのあるもので、皆さんが言うように2時間サスペンスドラマを見たようだった。文章が拙い感じがしたのは、登場人物の1人が書いた手記…という体裁だったからなのかしら。宮田と静香がバチバチ意見を戦わせる『邪馬台国はどこですか?』的な歴史ミステリーが読みたいな。2024/12/30
ぜんこう
18
歴史学者の早乙女静香とライターの宮田六郎。今回はこの2人が新宮市で別々に行く宗教団体と量子を研究している企業…そこでいつものように(?)人が死ぬ。犯人探しよりは僕は早乙女静香が時々口にする変な昭和の一言に病みつきになる(笑) シリーズもっと続いて欲しいな(^^)2025/02/02
マッちゃま
17
邪馬台国は…シリーズ最新長編。このフレーズに心が躍り飛び付きました。たしか前作も長編でしたし続きが読めるなら短編でも長編でも どっちゃでも構いません。とにかく会話文が非常に多く、よく云えばメチャクチャ読みやすくサクサク話が進みます。動機が見当たらない自殺と思われる転落死。消えた時価三億円の八咫烏の御神体。2つの謎は科学を追求する会社社長と敵対視している新興宗教の間で起こる。なぜ事件が起こり、何が行われていたのか?どうして起こったのかが宮田六郎&早乙女静香がコンビを組み解き明かす。しかし軽かったなぁ(苦笑)2025/02/06
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