内容説明
1942年2月15日、シンガポール要塞英軍司令官パーシバル中将は降伏を決意した。太平洋戦争開戦以来70日、日本軍のシンガポール島上陸からわずか1週間、難攻不落といわれた要塞は、なぜもろくも崩れたのか?旧式の兵器、訓練不足の寄せ集め部隊、指揮官の判断ミス…屈辱の敗北への道程を描く異色の戦史。
目次
旗は失われなかった
赤信号は無視された
国境を越えて
巨艦沈む
国境の南
北部マレーの失陥
スリム河の惨劇
ジョホールへの退却
ムアルの戦い
最後の道のり
かの“シンガポール要塞”
シンガポール陥落
最後の抵抗
著者等紹介
オーエン,フランク[オーエン,フランク][Owen,Frank]
1905年生まれ。第二次世界大戦終結後、最初にシンガポールに入った英軍将校のひとり。のち戦史作家として活躍
永沢道雄[ナガサワミチオ]
1930年生まれ。東京出身。朝日新聞整理本部長、編集委員、朝日カルチャーセンター(東京)講座部長等を歴任。戦争体験を掘り起こす会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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