創元推理文庫 修道女フィデルマ<br> 憐れみをなす者〈上〉修道女フィデルマ

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創元推理文庫 修道女フィデルマ
憐れみをなす者〈上〉修道女フィデルマ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488218232
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

フィデルマは、単身巡礼の船旅に出ていた。修道女としての人生に疑問を抱いていたのだ。だが船には、かつての恋人キアンが乗っていた。波乱ぶくみの船旅だったが、巡礼の一員である修道女が、行方不明に。時化のなか海に落ちたと思われていたが、その後船室から血のついた衣が見つかったのだ。殺されて海に捨てられたのだろうか? 七世紀アイルランドを舞台に、王の妹にして弁護士、美貌の修道女フィデルマが活躍するシリーズ第七作。

内容説明

フィデルマは、修道女としての人生に疑問を抱き、単身巡礼の船旅に出る。ところが船にはかつての恋人キアンが乗っていた。波乱ぶくみの船出の翌朝、巡礼団の一員である修道女が行方不明に。時化のなか海に落ちたと思われていたが、その後船室から血のついた衣が見つかり…。七世紀アイルランドを舞台に、王の妹にして弁護士、美貌の修道女フィデルマが活躍するシリーズ第八弾。

著者等紹介

トレメイン,ピーター[トレメイン,ピーター] [Tremayne,Peter]
1943年英国生まれ。本名はピーター・ベレスフォード・エリス。ケルト関係の学術書を数多く著し、学会の会長や理事もつとめる著名なケルト学者である。小説家としても精力的に活動しており、ピーター・トレメイン名義の代表作“修道女フィデルマ・シリーズ”をはじめ、ホラーやファンタジー、ピーター・マッカラン名義のスリラーなどを刊行している

田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

68
修道女フィデルマシリーズを手に取るのは久しぶり。7世紀のアイルランド社会は思いもよらない様子で新鮮だし、やはり面白いです。今回は巡礼の旅に出るフィデルマが遭遇する船上ミステリ。巡礼団の複雑な人間関係が見えたところで下巻へ。続きが気になります。2024/03/28

Nat

41
今回はエイダルフは登場しない。前回ツンデレのフィデルマがさりげなくほのめかしてみたけど、エイダルフには通じず両片思い。今回は1人寂しくサンティアゴ・デ・コンポステラへ巡礼の旅へ。目的地へ向かう船でなんと元カレと遭遇。例によって登場する修道士や修道女たちがみんな性格が悪そうで陰険な感じ。そんな中で修道女が行方不明に。いつもと少し雰囲気が違うかなと思っていたら、訳者さんが変わっていた。犯人はまだ全く分からず五里霧中な状態。それにしても7世紀のアイルランドの男女同権さに改めて感心する。ある意味現代よりも凄い!2022/03/26

ネギっ子gen

39
先に読了した連れ合い曰く。「アイルランド紛争って、プロテスタントとカトリックの対立なんていう単純な図式じゃなくって、もっと根深い歴史があるってこと。それにしたって、7世紀欧州なんて“暗黒時代”って言われるが、アイルランドじゃ男女同権で、男女が共に大修道院や僧院で暮らしてるもん。司祭による児童性虐待スキャンダルで苦しんでいるローマ教皇に、このシリーズ読んでもらいたいな」と。7世紀アイルランドを舞台に、王の妹にして弁護士、美貌の修道女フィデルマが活躍するシリーズ第七作。聖書引用が『文語譯』というのも嬉しい。⇒2022/01/29

mayumi

37
お久しぶりのフィデルマシリーズ。今回フィデルマは一人で巡礼の船旅へ。そこでかつての恋人であり、彼女を手酷く振ったキアンに遭遇。そんな中、巡礼団の一員である修道女が行方不明になる…というストーリー。今作のフィデルマは彼女らしくなく、エイダルフとの関係に悩んでいたり、元彼に再会して動揺したりと、いつもの冷静さは見られない。それにしてもキアンってエイダルフと正反対のタイプだな。まだまだ序盤という感じで下巻へ。2021/03/05

ぽんすけ

28
フィデルマの昔の男登場!いや~この巻めっちゃ楽しかった。フィデルマっていつも理論武装して肩肘張って生きてるなって思ってたんだけど、大きなトラウマ持ちでしたね。なんか昔恋愛で痛い目見たって描写があったから恋に臆病なタイプなのかと思っていたけどなるほどそうだったのかと納得。いやしかし彼女が恋に溺れて法律の勉強さえ放り出してしまっていたとは。盲目が過ぎる。こういうタイプの男にハマったか~。今すっかり黒歴史になってるみたいだけど、まだ彼女の中では過去のことにはできてないんだな。こんな状態で殺人捜査?大丈夫なの?2023/02/22

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