創元推理文庫<br> 償いの雪が降る

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創元推理文庫
償いの雪が降る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488136086
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

大学生のジョーは、授業で身の回りの誰かの伝記を書くことになった。適当な身内がいないため訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは30年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮出所し施設で最後の時を過ごしていた。カールは「臨終の供述」をしたいとジョーのインタビューに応じる。話を聞くうちにジョーは事件に疑問を抱き、真相を探り始めるが……。バリー賞など三冠獲得、衝撃のデビュー・ミステリ!

アレン・エスケンス[アレンエスケンス]
著・文・その他

務台夏子[ムタイナツコ]
翻訳

内容説明

授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタビューに応じる。話を聴いてジョーは事件に疑問を抱き、真相を探り始めるが…。バリー賞など三冠の鮮烈なデビュー作!

著者等紹介

エスケンス,アレン[エスケンス,アレン] [Eskens,Allen]
アメリカ、ミズーリ州出身。ミネソタ大学でジャーナリズムの学位を、ハムライン大学で法学の学位を取り、その後、ミネソタ州立大学マンケート校などで、創作を学ぶ。25年間、刑事専門の弁護士として働いてきたが、現在は引退している。デビュー作である『償いの雪が降る』は、バリー賞ペーパーバック部門最優秀賞など三冠を獲得し、エドガー賞、アンソニー賞、国際スリラー作家協会賞の各デビュー作部門でも最終候補となった

務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

414
とても面白かった。ミステリと青春小説のブレンド具合が半々くらいだけれども、弟の発言からの暗号解読の流れや、最後のひっくり返し方などがミステリ好きのツボを心得ている感じ。主人公ジョー・タルバートの人物像系が秀逸で、ただの優しい青年ではなく、やる時はやるどころかかなり戦闘能力も高いというのは新鮮。語り口からは大人しそうな文系少年を思わせるのに、実際は行動力の塊というのがいい。その家族構成もまた物語を面白くしており、あまりにアメリカン・クズなお母さんのインパクト絶大。続編で関係性に変化が訪れるらしいので楽しみ。2024/12/21

seacalf

205
久しぶりに満足。程よくハラハラさせられながらも温かい結末で締め括るミステリは大好き。酒に身をやつす母親に自閉症の弟、恋しい隣人には距離を置かれと大学生ジョーの身の回りの環境はシビアだが、仮釈放中で末期がん患者のカールにインタビューすることから思いもかけない物語が展開していく。読みどころが沢山あってとにかく面白いのだが、酒場の用心棒稼業で学んだ技で悪漢を懲らしめる場面が今迄あまりないパターンで好き。迂闊すぎて危なっかしいが可愛気がある主人公。デビュー作にして読者を心を掴むのが上手い作家さんだ。続編も楽しみ。2024/08/17

遥かなる想い

201
2020年このミス海外第13位。 三十年前の少女暴行殺人の真実を 探る物語である。事件の真相を探りながら、カール・アイヴィンの過去が 殺されたクリスタルの人生が 蘇る。ヴェトナム戦争での悲劇を盛り込みながら、償いの意味を問う …少し 哀しいミステリーだった。 2020/01/03

stobe1904

191
【ミステリ新人賞を総なめにしたデビュー作】大学の英語科目の課題で年長者の自伝をまとめることになったジョーは、老人ホームを訪れ少女強姦殺害犯で、余命少ないため釈放されたカールと出会う。カールとの会合を重ねるにつれてカールの冤罪を確信したジョーは隣人のライラと過去の事件を調べることになるが…。素直な性格で奮闘するジョーへの共感を通して良い読後感を与えてくれた。2作目や別作品をぜひ読みたいと思うほどの出来栄えで、今年のミステリランキング級だと思う。★★★★★2019/06/09

みっちゃん

182
秀逸レビューでこの作品へと誘ってくれた読友さん達に感謝。まず主人公のジョーがとても魅力的。躁鬱病でアルコール依存症の母、自閉症の弟との関係に悩みながら、自力で大学に通う真面目で心優しい青年。最初は只のレポートの単位目当てで始めた、死期間近の殺人犯へのインタビュー。が、その老人のベトナム戦争での過酷な体験、ジョー自身の辛い過去を織り混ぜながら、徐々に闇に葬られた事件の真実が明らかに。二転三転、絶体絶命のピンチに何度も「もうダメか」と天を仰ぎながら頁を捲る手が止まらない。ラストは涙、そして涙。続編も絶対読む。2021/05/30

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