内容説明
元刑事の私立探偵マックの相棒は、超大型犬のアイリッシュ・ウルフハウンド、車は借り物。大学の帳簿から消えた50万ドルの行方について調査中の彼は、大学生サムから、殺人事件の容疑者となり姿を消した大学経理部職員の叔父を探してほしいという依頼を受けた。ところが、サムの母親は頑なに調査協力を拒み、さらなる残忍な殺人事件が続く。中年探偵と愛すべき犬の名コンビ登場。
著者等紹介
木村博江[キムラヒロエ]
1941年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いっちゃん
9
犬はあまり活躍しません。長い軽めの読み物といった感じです。内容があまりにもアメリカンでいまいちでした。2020/10/24
琵音
1
アイリッシュウルフハウンドにつられて、読み始めました。登場人物が多く、読み終わるまで時間がかかりましたが、読み応えがありました。尖ったファッションで顔が広くて、結構有能な自称探偵助手のJJが好きです。ちなみに、主人公は、アイリッシュウルフハウンドの女子ウイスキーの飼い主で、元刑事のマックです。彼もパリッとしないオヤジですが、結構名探偵です。2017/01/10
poppen
1
犬好きとしては、もうちょっと犬に活躍して欲しかったが、主人公の愛犬に対する愛情の深さの描写が良かった。安心して読める良品ミステリー。次回作にも期待。2009/03/06
spica
0
登場人物が多く、プロローグから人物関係がこんがらがって、なかなか入り込めなかった。容疑者とされる人物と、その関係者たちの態度も不自然で、イライラすることが多かった。犬はかわいいけど、あまり活躍しない。2015/10/15
darekun
0
もうちょっと犬が活躍してくれるとよかったな。でもけっこう面白かった。ハードな読書の合間の箸休めとでもいうか、気楽な読書といったところかな。好感を抱いて書棚に収めましたよ。2009/03/06