暗闇にレンズ

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暗闇にレンズ

  • 高山 羽根子【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 東京創元社(2020/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028121
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校生の「わたし」は親友の「彼女」と監視カメラだらけの街を歩き、携帯端末の小さなレンズをかざして世界を切り取る。かつて「わたし」の母や、祖母や、曾祖母たちがしてきたのと同じように。そうして切り取られた世界の一部は、あるときには教育や娯楽のために、またあるときには兵器として戦争や紛争、弾圧のために用いられた――映画と映像にまつわる壮大な偽史と、時代に翻弄されつつもレンズをのぞき続けた”一族”の物語。

内容説明

高校生の「わたし」は親友の「彼女」と監視カメラだらけの街を歩き、携帯端末の小さなレンズをかざして世界を切り取る。かつて「わたし」の母や、祖母や、曾祖母たちがしてきたのと同じように。その昔から、レンズがうつした世界の一部は、あるときには教育や娯楽のために、またあるときには兵器として戦争や弾圧のために用いられてきた―。

著者等紹介

高山羽根子[タカヤマハネコ]
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞の佳作に選出される。14年、同作を表題とした『うどん キツネつきの』(東京創元社)で書籍デビュー。同書は第36回日本SF大賞の最終候補となった。16年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。19年「居た場所」で第160回芥川賞候補、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川賞候補。20年「首里の馬」で第163回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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