永遠の夏をあとに

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  • サイズ 46判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028084
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

田舎町に住む小学6年生の拓人は、幼い時に神隠しに遭い、行方不明だった2ヶ月間の記憶を欠落している。そんな拓人の元に夏休み初日、バイオリンをもった弓月小夜子と名乗る、年上の見知らぬ少女が現われる。昔、時々拓人の家を訪れ、拓人の母と共に三人で過ごしたことがあるという。母の入院のため夏休みをひとりで過ごすことになった拓人と、小夜子(サヤ)の、夏休みが始まる。自分について語りたがらない謎めいたサヤと、どうしてもサヤを思い出せない拓人。なぜサヤを忘れている…? 《彩雲国物語》の著者が描く、渾身の書き下ろし長編。

内容説明

田舎町に住む小学六年生の拓人は、幼い頃に神隠しに遭い、その間の記憶を失っている。そんな拓人の前に、弓月小夜子と名乗る、年上の少女が現れた。以前、拓人の母とともに三人で暮らしていたことがあるというが、拓人はどうしても思いだせない。母の入院のため、小学生最後の夏休みを小夜子と過ごすことになった拓人。だが、サヤはなぜか自分のことを語ろうとしない。拓人の記憶に時折よぎるのは、降りしきる花びらと、深山で鳴りつづけるバイオリンの音、月が狂ったように輝く海―なぜ俺はサヤを忘れてる?“彩雲国物語”の著者が描く、やるせないほど切ない夏の物語。

著者等紹介

雪乃紗衣[ユキノサイ]
2002年、『彩雲国綺譚』で第1回ビーンズ小説賞の読者賞と奨励賞を受賞。翌年に同作を改題・改稿した『彩雲国物語はじまりの風は紅く』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

106
6年前神隠しにあい、その時の記憶をなくしている小6の拓人。母親の入院で夏休みをひとりで過ごすことになった拓人のもとに年上の少女サヤが現れる。彼女とはかつて一緒に暮らしていたらしいが1枚の写真が残っているだけで拓人は全く覚えていない。サヤとは?ファンタジーなのかミステリーなのか。主人公拓人の年齢設定には違和感しかない。小6の女子の中には確かに大人びている子はいるけど、男の子は背が高くてもねえ。そして中学生のワルども。やんちゃな不良ならわかるけどこんな半グレ集団、地方の田舎にいる?読みにくさもあり集中できず。2022/10/20

のんき

85
サヤが小さいときに、蛭みたいな男との生活は読むのが辛かったです。着るのも制服だけ。サヤよりも幼い拓人が、手錠を繋がれ、家に閉じ込められたサヤを見つけ、救う場面が好き!拓人の母親と、拓人と三人で暮らしていた時間は、サヤにとって、天国だったと思うし、一番幸せだったと思います。でも、またあの蛭みたいな男に連れて行かれます。大人も警察も、サヤを行かせてしまいます。拓人の母親の花蓮の言葉が胸に突き刺さります。「どうしてサヤを行かせたのかって、怒ったあんたが正しい。ごめん、拓人」もう、ほんとに切なくなりましたあ2020/07/29

さっこ

55
雪乃紗衣さん初読み。舞台は1999年夏、主人公は小学6年生の男の子。よく分からなかった…う~ん。いろいろ描きすぎて、読むのに疲れた。そして、小学6年生というのに違和感。小学生だっけ?と何度も自問自答しながら読みました。2020/07/25

はな

48
祭囃子、風鈴の音、揺れる梢、線香の香り…小学生の頃「夏休み」は不思議な時間で…宿題にラジオ体操、友達との約束。1冊の本を通じて昔の記憶が蘇りました。まちに待った雪乃先生の作品、本当に素晴らしかったです。夏の余韻がまだ消えない。花蓮の雰囲気がまるで「彩雲国」の秀麗みたいで。拓人、数馬、彰の3人もみんな素敵。そしてこのお話、以前雪乃先生が書いた「Mystic-ミスティック-」の続き…ですかね?あのときの拓人は小学5 年生でしたけど…彰と出会ったコイケ先生事件、繋がってますよね?不思議な余韻がまだ続いています。2020/04/29

よっち

46
田舎町に住む小学六年生の拓人は、幼い頃に神隠しに遭い、その間の記憶を失っている。そんな拓人の前に、以前拓人の母と三人で暮らしていたことがあるという弓月小夜子と名乗る年上の少女が現れるひと夏の物語。母親が入院して小学生最後の夏休みを小夜子と二人で過ごすことになった拓人。親友の彰や会えば喧嘩する数馬も交えて過ごす夏休みの日々と、なかなか思い出せないサヤと過ごした日々の記憶。時系列的に入り組んでいてやや状況が把握しづらいところもありましたけど、思い出した過去と、とても優しくてやるせない結末が印象的な物語でした。2020/05/26

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