富士見ファンタジア文庫 エロゲの伯爵令嬢を奉仕メイド堕ちさせる悪役御曹司に転生した俺はざまぁを回避する―その結果、メインヒロインが勇者学院で毎日逆夜這いに来るのだが…

東夷【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 360p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040758152
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「ノルドさま……お目覚めのおっぱいは飲まれますか？」
俺が転生したのはさっきまでプレイしていたエロゲ『成り上がり勇者の学院ハーレム無双』の勇者主人公。……ではなく勇者からメインヒロインの伯爵令嬢エリーゼを寝取り、最後に殺される悪役御曹司のノルドだった。
のんきにメイドのおっぱいを飲んでいる場合ではない！　死亡フラグを回避し、平穏なスローライフを求め、エリーゼに極力近づかないよう行動するのだが……。やることなすことすべてエリーゼが勘違いし、俺の好感度は上がり続け――
「初物の私の裸をご覧ください……」
ガチ恋され、奉仕メイドに自ら志願して、逆夜這いに来るだと!?　
第9回カクヨムWeb小説コンテスト　ラブコメ部門〈特別賞〉受賞作！

内容説明

「ノルドさま…お目覚めのおっぱいは飲まれますか？」俺が転生したのはさっきまでプレイしていたエロゲ『成り上がり勇者の学院ハーレム無双』の勇者主人公。…ではなく勇者からメインヒロインの伯爵令嬢エリーゼを寝取り、最後に殺される悪役御曹司のノルドだった。のんきにメイドのおっぱいを飲んでいる場合ではない！死亡フラグを回避し、平穏なスローライフを求め、エリーゼに極力近づかないよう行動するのだが…。やることなすことすべてエリーゼが勘違いし、俺の好感度は上がり続け―「初物の私の裸をご覧ください…」ガチ恋され、奉仕メイドに自ら志願して、逆夜這いに来るだと！？第９回カクヨムＷｅｂ小説コンテストラブコメ部門特別賞受賞作。

著者等紹介

東夷［トウイ］
どうも第９回カクヨムコンテスト、ラブコメ部門特別賞を受賞致しました東夷と申します（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

出始めはクソな展開。主人公が転生してもコレまでのカルマが彼を苛む。うん、普通に変態さんだね。その後は人によっては嫌悪感が出るだろう。そして、ヒロインが登場して来たら、、え？このヒロイン怖い。没落したら喜んで主人公の側支えになっていた。兄もアレだからな、、この家族全員がそうなのか？

2025/03/10

[よっち]

勇者からメインヒロインの伯爵令嬢エリーゼを寝取り、最後に殺される悪役御曹司ノルドに転生した主人公が、死亡フラグを回避するために動いたら逆に惚れられてしまうファンタジー。妹のマリィと一緒にメイドのメイナに甘やかされながら死亡フラグ回避の方法を考えるものの、エリーゼの危機を自分で救ってしまったことで全ての歯車が狂いだす展開で、どこまでもノルドを盲信するようになってゆくエリーゼには苦笑いでしたけど、残念なことになっていく本来の勇者とは対照的に、困惑しながらも英雄として評価されていくノルドが微笑ましかったですね。

2025/02/21

[真白優樹]

前世でやり込んでいたエロゲの、寝取ったヒロインに殺される悪役に転生した男が、悪役の座を脱するべく頑張る物語。―――悪の顔、その裏にあるのは善なる素顔？　口は大分悪いが根っこの善良部分が醸し出されて結果的に悪役どころか慕われる主人公、的な立場に成り上がっていく物語であり、やることなす事裏目に出るドタバタの中を溜息をつきながら駆け抜けていく、くすりと笑えるかもしれぬ物語である。果たしてどんどん慕われていくことになってどうなるのか。自分の実家に潜む闇も、いつか教育する事は出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/02/26

[れっちん]

これは、そういうものとして楽しむべき作品（笑） 元々のストーリーは、ヒロインを寝取った挙句、最後にざまぁされる運命なんだけど……そこを何とか回避しようとするのがこの物語。 主人公「ノルド・ヴィランス」のスペックがとにかくチートすぎて、物語全体が超ご都合主義で塗り固められてる。けど、それがいい。 途中から完全にバグってくる感じが、逆にクセになる。 登場キャラたちも、みんな揃ってノルドに超ラブラブで、もはや清々しいほど。 これは完全に“そういうラノベ”であり、私は好き。マジで。

2025/04/06

[D]

いや、飛ぶ鳥を落とす勢いの本作ですが、やはりおもしろいですね。自分もこの分野、得意だと思っていましたが、勉強になるところだらけでした。 まず、読みやすさとノルド＆エリーゼのキャラクターが本当に生き生きしている。 そもそも、ノルドのギャップが強いですよねぇ。エリーゼの聖女と暴走する恋する乙女のギャップも。 重くなりやすいNTRという設定の中で、ここまで登場人物を生き生き動かせるのがすごいですよねぇ。語彙力を失ってしまうｗ

2025/04/13