出版社内容情報
現存する生き物の姿かたちや生態、遺伝子は、その祖先たちが生きていた世界のあり方を記録した「本」として読むことができる――。進化生物学の金字塔『利己的な遺伝子』の考察をさらに深め、卓抜な表現で綴られたドーキンス進化論の決定版。カラー図版多数。
【目次】
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おだまん
13
図版がとっても楽しい。個体から遺伝子の話へのストーリーの過程が自然に流れていく。なるほど私たちはウィルスだったのか。2025/10/02
Yuki2018
7
擬態や収斂進化等の豊富な事例が美しいイラストや写真付きで説明される前半はとっつき易いが、後半は難解。その主張は「利己的な遺伝子」の延長線にある。遺伝子が生物体を利用しているのであり、その逆ではない。遺伝子は「自分を複製せよ」と言うアルゴリズムで、本質は情報であり、物理的な死を超えて存続できる。全ての生物は謂わば「遺伝子版死者の書」で、上書きを繰り返して現在に至っている。全ての哺乳類は殆どの遺伝子を共有しており、その中で「良い旅の仲間」遺伝子が協力し合って淘汰を勝ち残ったのが私自身を含む現存生物なのだ。2026/01/03
オズ
5
片目を瞑るフクロウ。ウンピョウの牙。クジラの脚の痕跡。2025/09/05
茶幸才斎
2
生物個体はその祖先の生活環境を記した書物である、をテーマに掲げ、擬態、収斂進化、適応放散、学習と免疫、托卵、利己的な遺伝子、延長された表現型など、変異と自然淘汰がもたらすダーウィン進化の実相について、鮮やかな図版多数とともに解説している。各生物種は固有の遺伝子プールを保持し、そこから抽出された任意の1セットの遺伝子により組み上げられたのが個体である。個体内では各遺伝子が協調的に働く事実から、筆者は最後に驚くべき生命像を提示する。刹那、私の身体の中で、私を構成する遺伝子たちがちゃぷちゃぷと不気味に蠢き出す。2025/08/12
どどんぱ
1
進化の収斂、垂直性・水平性など、遺伝子について知識が深まりました。でも、途中の「振り返る⋯」の辺りは難解過ぎて辛かった。2025/12/31
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