出版社内容情報
激動の19世紀に「音楽とドラマの統一」というオペラ改革の理念を共有しながらも,イタリアとドイツの対照的な音楽劇の頂点を築いた二人の音楽家の生涯と作品をたどる。
内容説明
イタリア・オペラの歌謡性にドラマの深みを与えたヴェルディ、ドイツの神話と伝説の中に新たな劇空間を創造したワーグナー。二人の生涯と作品をたどりながら、音楽劇の可能性を追求する。
目次
第1章 時代と生いたち
第2章 修業時代
第3章 初期のオペラ
第4章 自己の発見
第5章 自己の完成を目指して
第6章 大成