出版社内容情報
好評の「よくわかる最新医学」シリーズの1冊。食生活の欧米化、運動不足、ストレスの増大などが原因で、血管系の病気(高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化など)が増えている。日本人の死因の第2位は心臓病、第3位は脳卒中であるが、いずれも血管系の病気。脳卒中による死亡率は心筋梗塞の約2倍という高さで、非常に怖い病気であるが、食事など生活習慣を見直し、高血圧や肥満、喫煙などの危険因子を減らせば予防可能である。早期発見、早期治療も重要なポイントである。本書では、脳保護法、急性期抗血小板療法などの最新治療法を紹介するとともに、後遺症とリハビリ、再発予防などについても詳しく解説。主な内容としては「1章 前兆・予兆で知る脳の病気」「2章 脳梗塞の原因・症状・検査・治療」「3章 脳出血の原因・症状・検査・治療」「4章 くも膜下出血の原因・症状・検査・治療」「5章 気になる脳の病気」「6章 最新の診断・治療技術・薬物療法」「7章 後遺症とリハビリ」「8章 再発予防」など。
内容説明
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中の治療や予防について、最新の医療情報にもとづいてわかりやすく解説。
目次
第1章 前兆・予兆で知る脳の病気
第2章 脳梗塞の原因・症状・検査・治療
第3章 脳出血の原因・症状・検査・治療
第4章 くも膜下出血の原因・症状・検査・治療
第5章 気になるその他の脳の病気
第6章 最新の検査と治療の知識
第7章 後遺症とリハビリテーション
第8章 脳卒中の予防と再発防止
著者等紹介
高木誠[タカギマコト]
1954年、東京生まれ。1979年、慶應義塾大学医学部卒業。1987年、Montefiore Medical Center(New York)神経病理部門留学。1993年、東京都済生会中央病院内科医長。2002年、同病院内科部長。2004年、同病院副院長。専門領域は神経内科、脳血管障害。日本神経学会、日本脳卒中学会、日本内科学会、日本神経治療学会の各評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。