内容説明
自然ではなかなか見られないことを旭山動物園では見せてくれる。
著者等紹介
岩合光昭[イワゴウミツアキ]
1950年東京生まれ。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異と美しさに感動。これを契機に動物写真家となり、地球上のあらゆる地域をフィールドに、大自然と野生動物を撮影し続けている。IWAGO’S COLORと称された独特の色とコントラストを持つ写真は、「ナショナルジオグラフィック」誌をはじめ国内外のメディアで多数掲載され、世界的な評価を得た。身近なイヌやネコの写真にもファンが多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
93
動物写真家・岩合さんが撮影した旭山動物園の動物達の写真集。実にゆったりとして、リラックスした動物達の写真がいっぱい。水中でハナから「ぶわわ〜」と息を吐くシロクマ、暗い水の中を自在に泳ぐアザラシ、物想いにふけるアシビニアコロブス、水底からとらえたペンギンの泳ぐ影などが良かった。岩合さんの見たまんまのひとことコメントも楽しい。チンパンジーのお母さんの痩せっぷりがちょっと気になったかな。娘は、上野動物園でも見たことがある動物の写真で「見たことある!」と興奮気味。わりとしっかり覚えているようだ。2016/02/20
mocha
83
生き生きとした動きと表情に、動物園で撮影されてることを忘れてしまう。毛をなびかせて跳ぶオランウータンなど行動展示ならではの躍動感だ。お気に入りは精悍なシンリンオオカミと憂い顔のアビシニアコロブス(オナガザル)岩合さんはやっぱり瞬間を切り取る天才だ。どの動物も美しい。2020/07/16
パフちゃん@かのん変更
51
さすが岩合さん、動物写真が自然で美しい。水中のシロクマの毛並みが綺麗。いつかは行ってみたい旭山動物園。2016/12/11
東谷くまみ
39
一度だけ行ったことがある旭山動物園。動物たちが動物らしく生活し、イキイキとしたその姿に何度も感動し、涙で目の前の光景がぼやけた。オランウータンが高い木々を移動する力強い姿、アザラシのまん丸おめめ、白クマが飛び込む水のしぶき。全てが美しくてそこでは命が輝いていた。命を展示することで動物園は私達に何をみせてくれるのか。もちろん種の保存や動物愛護の精神などたくさん役割はあるが、そこに生きる動物たちの気高さやブレない生き方は私達に生きるということにピュアであるべきだという事を教えてくれているんじゃないかと思う。2021/05/16
波平
28
旭山動物園の動物たちの生き生きとした姿。私が行った時はオオカミは寝ていたし、円柱水槽で泳ぐアザラシは何度頑張っても上手く撮れなかったので、さすが岩合さん…プロの写真はやっぱり違うなーとしみじみ。2014/10/04