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内容説明
尾形光琳の国宝級春画、愛欲の歓喜に悶える北斎の浮世絵から、中国・インド・オリエント・ヨーロッパまで―生々しい官能の美を吹きこまれた世界の艶色美術を発見する壮大な遍歴の旅。
目次
股あわせの戯れ
艶かしき仙境
隋の煬帝の歓楽
エトルリア讃歌
恥裂と乳輪をつけたヴィーナス
はじめに遊女ありき
甘き乳房の香り
サルタンの悦楽の夜
遊女の魅惑術について
リンネルの風に包まれて〔ほか〕
著者等紹介
福田和彦[フクダカズヒコ]
1929年(昭和4)、大阪・堺市に生まれる。文化学院文科、東京写真大学技術科を卒業後、アテネ・フランセに学ぶ。1958年より金沢美術工芸大学産業美術学科主任を十五年勤める。1963年、第一回国際工芸写真展(チェコスロヴァキア)にてグランプリを受賞。1967年より東洋、西洋美術研究のため、インド、東南アジア各地、アメリカ、メキシコ各地、ヨーロッパ各地(イタリアを中心に)にて長期滞在生活を送る。1955年より著作活動に入り、美術史家、日本庭園史家、写真家、映画評論家として多岐にわたって著作を発表し、現在に至る
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